第18話

大好きな仲間
3,267
2020/06/30 11:00



皇輝side



人気雑誌の今週の表紙にあなたがいた


あなたがスカウトされたって話を聞いた日から2週間


モデルとしての道を選んだんだって


なんだかすごく悲しくなった


俺にはあなたの夢に口を出す権利なんてないのに…
















今日はレッスン日


あなたがいない練習は楽しみだと思えない


俺はいつもより少し早く事務所についてレッスン室に入った






















ガチャッ


『えっ………』



































そこには汗だくになって踊るいつものあなたがいた








































あなた「おはよう皇輝くん!今日は早いんだね」


『なんで…あなたがいるの…?』





俺が唖然としているとみんながやってきた





檜山「おはようござ………え!あなた⁉︎」

田村「あなたちゃんがいる!!!」

星輝「え、なんでいるんすか?」

豊田「うっそ、本物…?」


あなた「みんな幽霊見てるみたい笑」















やっぱりあなたの笑顔は可愛い















あなた「私はモデルの話、断ろうって決めてたの。でも______プロモーションの人がどうしてもっていうから、1回だけって約束で撮影したんだ。」
















『よかった…』















俺は気づいたらあなたを抱きしめていた





あなた「皇輝くん、苦しいよ笑」


『あ、ごめん…』


あなた「心配かけてごめんなさい。でも私はこれからもみんなと踊りたい!」





そう言うあなたは涙目で


メンバーの何人かも泣いてた














内村「俺もあなたとハグする!」

あなた「えー、今日だけだよ?」

内村「よっしゃー!」

平塚「じゃあ俺も!」

元木「俺も俺も!!!」

あなた「順番にお願いしまーす笑」

鈴木「俺も!」

あなた「悠仁はだめ!」

鈴木「なんで〜(泣)」



忍者「「 笑笑笑 」」
























































やっぱりあなたは





少年忍者のお姫様なんだ





大好きで大切な





俺たちのお姫様









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