第20話

12日目~B
12,369
2021/06/20 14:31
あなたside
 とても高価なものばかりが並んでいる部屋のソファで
 私は目覚めた。
 すぐ正面にあった大きい鏡と目があった。
『わ、。』
 万次郎に絞められた首にくっきりと絞め跡が残っていた。
 赤く変色したそこは、見ているだけでもあの時のことを思い出すようだった。
三途「よぉ。」
『!!!!…三途さん。』
三途「ハァ…。お前、今日から梵天ウチの首領秘書。」
『はぁ???????な、なんでですか!!!!!!!』
三途「俺だって知らねえよ。マイキーからの命令。」
『私、何もできないです。』
三途「勝手に言っとけ〜。あ、ここ。お前の家な。」
『ほんとに、嫌です!!!』
三途「うるせーな。死体スクラップにすんぞ。」
 そう言いながら拳銃を胸に付き当ててきた。
『こんなの、脅しですよ、!酷すぎます!みんなに合わせて下さい!!』
三途「もう根回ししてあっから無駄。」
『え、?』
三途「元東卍の奴らにはお前が梵天の秘書になったって伝えてあるから。」
『別にそんなこと、』
三途「どうでもいいってか?あいつら、もうマイキーのことなんて救おうとしてねぇし、梵天ウチに絡もうともしない。」
『…』
三途「なんでかわかるか?」


三途「殺されるからだよ。」
『っ!!!!!』
 そうか。
 今会いに行ったところで、みんな私が梵天に入ったことを知ってて、
 もし会えたとしても、、話すら聞いてもらえないかもしれない。
三途side
 梵天の上層部になるということをようやく理解したのか、
 あなたは膝から崩れ落ちて静かに泣いていた。
 それを背にして、俺は逃げるように家から出た。