4人は一斉に目標ターゲットに飛び掛った。
_____________目標ターゲットは”猫”
捕まえたが、猫は泣き叫びながらナルトの顔面をこれでもか!とぐらい引っ掻き回した。
私が想像してたのとは違う内容だが、きっと私が加わった事でチームの輪を広げようとしてくれたのだろう。
サスケくんも不満があるのだろう。
私の実力の腕を、もう少し買って欲しい。
地道な道になるのかなと、空を見上げた。
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一先ず任務を終え、猫を依頼者に引き渡す。
迎えに来たマダムは、かなり太っていて、猫は嫌そうに叫びながら連れていかれた。
そして、三代目及び、周りには上忍の忍び達が任務の受付をしている。
沢山の資料の中から厳選した、1番ランクの低い者を私達はこなしていた。
ナルトくんの意見には賛成だ。
忍びじゃなくてもできる仕事ばかり
少しはこの里になる事を私もしたい……。
「入ってくれ。」と火影様が呼ぶ。
するとドアが開き、顔を見せたのは酒瓶を持った、酔っ払いのおじいちゃんだった。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!