今日はサスケくんと修行をしている。
事の発端は、村の盗賊討伐及び、護衛任務を終え、帰り際の事だ。
今まであまり話さなかった、あの”サスケくん”が私に話かけてきたのだ_________。
(散々言われっぱなしだから煽ってやろう。)と、顔を近づけ、覗く。
すると、顔を赤らめ小さく「近い。」と怒られたので、更に煽ってやろうと、私は「わざとだよ。」とからかった。
しかし、やはりそこはサスケくんらしかった。
私の煽りは無視を決め込み、話続ける。
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サスケくんとの修行の稽古はまず、体術から始まった。
動きは悪くない。
写輪眼とは、どうやら相手の動きが、ゆっくりに見え、分かりやすくどの攻撃が来るのか見極める事が出来るらしい。
そして、幻術をかける事も出来る。
「グギュルル!」と、月夜の腹の虫が鳴り、サスケは顔を背け少し笑うと優しく微笑み手を差し伸べた。
こいつ、修行の時は真面目な顔を見せるが、普通にしてる時は意外と可愛いな。
女なんて面倒臭いだけだと思っていたが
こいつと居る時は違う・・・。
サスケは内心照れながらも、あなたと一緒にお昼を共にする事にした。
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2人が定食を食べにお店に向かう中、怪しい3人がコソコソと尾行をしていた。
サスケくんに案内された場所は和食屋さん。
和風の雰囲気と、畳のある空間に和みながら席を通され、カウンターに座る2人。
暖かいお茶を飲み、ホワホワ𓈒𓂂◌𓂂𓏸してるあなたを見て、連れてきて良かったと思うサスケだった。
ホカホカご飯に大きめのさば味噌、野菜の入った味噌汁。
きゅうりの漬け物……普段、自炊もするけど仲間と食べる外食は特別美味しい……。
一方その頃……美味しそうに仲良く食べる2人の姿を外の窓ガラスから覗いている3人はアスマ班は……
サスケは3人に気づいていたが、無視をして残りのご飯をあなたと共に、静かに箸をはこんだ。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。