第32話

サスケくんと〖 番外編〗
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2023/08/30 18:05
月夜(夢主)
ハァハァ…まだまだ甘い!
うちはサスケ
ぐあっ…くそっ!
今日はサスケくんと修行をしている。 

事の発端は、村の盗賊討伐及び、護衛任務を終え、帰り際の事だ。
今まであまり話さなかった、あの”サスケくん”が私に話かけてきたのだ_________。
うちはサスケ
おい、あなた。少しいいか?
月夜(夢主)
サスケくんから話しかけるなんて、珍しいね?どうしたの?
うちはサスケ
……ぁあそうだな。
今まで俺はお前を疑っていた。
他里からのメンバー入りに、男になる体質、そして、カカシに認められている辺な。
月夜(夢主)
凄く怪しまれてたんだ私……ふふっ。
うちはサスケ
ふん、まぁいい……。
俺はお前を見て思ったが、再不斬の時がそうだ。悔しいが俺よりも強い。
月夜(夢主)
サスケくんらしくないね?
うちはサスケ
悔しいが認めざるを得ないということだ。そこでだが…俺と……
月夜(夢主)
俺と?何サスケくん。
(散々言われっぱなしだから煽ってやろう。)と、顔を近づけ、覗く。

すると、顔を赤らめ小さく「近い。」と怒られたので、更に煽ってやろうと、私は「わざとだよ。」とからかった。

しかし、やはりそこはサスケくんらしかった。
私の煽りは無視を決め込み、話続ける。
うちはサスケ
……俺と修行の稽古をしてくれないか?
月夜(夢主)
!!...いいよ。
じゃあ、明日しよう修行。
うちはサスケ
場所は俺が案内する。
朝、お前のアパートまで迎えに行く。
月夜(夢主)
じゃあ8時に。
よろしくねサスケくん。
うちはサスケ
ぁあ、よろしくあなた。
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月夜(夢主)
ぐっ!・・・うん。
今の蹴り、なかなか良かったよサスケくん!
うちはサスケ
ハァハァ・・・そうか良かった。
お前は大丈夫か?
月夜(夢主)
うん大丈夫だ。
それより、最初より動きも早くなった。サスケくんは、のみ込みが早いんだね。
サスケくんとの修行の稽古はまず、体術から始まった。

動きは悪くない。

写輪眼とは、どうやら相手の動きが、ゆっくりに見え、分かりやすくどの攻撃が来るのか見極める事が出来るらしい。

そして、幻術をかける事も出来る。
うちはサスケ
しかし……写輪眼を使っても、お前の体術は予測不可能な動きをする…。
体が柔らかいんだな。
月夜(夢主)
それなりに柔軟はしてるからね!
サスケくんもこれを気に、しといた方がいいかな。さてお昼だし……お腹空いた……。
「グギュルル!」と、月夜の腹の虫が鳴り、サスケは顔を背け少し笑うと優しく微笑み手を差し伸べた。
うちはサスケ
おすすめの場所がある。
俺の行きつけだが行くかあなた?
月夜(夢主)
え!サスケくんのおすすめ?行く!
あ、でも私まだお金が……。
任務のお金明日で金欠なんだ。
うちはサスケ
仕方ねぇ……俺が奢ってやる。
付き合ってくれたお返しだ。
月夜(夢主)
本当!?
サスケくんありがとうー!!
うちはサスケ
……ちけぇ/////
こいつ、修行の時は真面目な顔を見せるが、普通にしてる時は意外と可愛いな。

女なんて面倒臭いだけだと思っていたが

こいつと居る時は違う・・・。

サスケは内心照れながらも、あなたと一緒にお昼を共にする事にした。
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2人が定食を食べにお店に向かう中、怪しい3人がコソコソと尾行をしていた。
山中いの
誰よあの女!見ない顔ね。
サスケくんと2人きりなんて!
怪しいわ・・・追いかけるわよ!

チョウジ、シカマル!
奈良シカマル
めんどくせぇ・・・
秋道チョウジ
お腹すいたなぁ……
サスケくんに案内された場所は和食屋さん。

和風の雰囲気と、畳のある空間に和みながら席を通され、カウンターに座る2人。
店主
お、サスケじゃねぇか。
彼女連れなんて珍しいな!

デートかい?
うちはサスケ
違う……こいつは班の"仲間"だ。
店主
そうかい!モテる男は大変だねぇ〜
今日はサバ味噌定食がおすすめだよ!今朝仕入れたばかりのサバだぜ。
月夜(夢主)
じゃあ私はそれで!
うちはサスケ
俺も同じのを。
店主
よっしゃ任せろ!急いで作るから待ってろ!
うちはサスケ
相変わらず、うるさい店主だ。
月夜(夢主)
サスケくんの事が大好きなんだねぇ〜
暖かいお茶を飲み、ホワホワ𓈒𓂂◌𓂂𓏸してるあなたを見て、連れてきて良かったと思うサスケだった。
店主
お待たせ!さば味噌定食だよ!
お嬢ちゃん味噌汁お代わり無料だからね?サスケもな。
うちはサスケ
ああ…いただきます。
月夜(夢主)
美味しそう。いただきます!
ホカホカご飯に大きめのさば味噌、野菜の入った味噌汁。

きゅうりの漬け物……普段、自炊もするけど仲間と食べる外食は特別美味しい……。
月夜(夢主)
ぅ〜〜ん♡♡美味しい〜♡♡
うちはサスケ
ふっ、あなたは美味そうに食べるな。
月夜(夢主)
そうかなぁ〜サスケくん、お店連れてきてくれてありがとうね。
うちはサスケ
あぁ、また来ような……⸝⸝⸝
一方その頃……美味しそうに仲良く食べる2人の姿を外の窓ガラスから覗いている3人はアスマ班は……
山中いの
みた!?あのサスケくんの顔!嘘でしょ!えっ、ちょ、なにあの顔!
きぃぃっ﹏﹏!!
あの女、絶対許さないから!
奈良シカマル
確かに可愛い子だ。
しかしサスケがあんな顔するなんてな。好きなんじゃねe(ボヵッ!)イッッテ!何すんだよ!いの!
山中いの
アンタが馬鹿なこと言うからよ!
あんな小娘の何処がいいのよ!
そんな訳ないじゃない!
秋道チョウジ
いいな〜僕も食べたないなぁ〜
サスケは3人に気づいていたが、無視をして残りのご飯をあなたと共に、静かに箸をはこんだ。

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