第126話

126話⸜🌷︎⸝‍
1,184
2021/12/02 14:28
チュンチュン    チュンチュン
あなた
ん…
あなた
あつ…
あなた
あさ…?
私は、冬とは思えないような暑さで起きた
あなた
なに…
あなた
?!
横を見ると先生が私に抱きついて寝ていた
あなた
せっ…!
ビックリしすぎて頭が回らない



それ以上に驚いたのが昨日のお風呂から記憶が無いこと
あなた
(私、お風呂の後なにしたっけ…)
恐る恐る自分の体を見る




洋服は着ていた
大きさからすると、自分のものでは無いことが直ぐにわかる
あなた
(まって、私昨日なにしたの…?)
血の気が引いていく
先生
先生
ん、
そんなことを思っていると先生が起きた
先生
先生
朝か、なんだ?もう目が覚めたのか?
あなた
あ、おはようございます、
先生これって、
私は白のTシャツを見ながら聞いた
先生
先生
あー、お前昨日風呂場でのぼせてたぞ
あなた
へ…?
先生
先生
山田がお前が風呂から出てくるのが遅いって
心配して、俺が様子を見に行ったら風呂場で倒れてた
あなた
それっ…て
先生、私の裸を見たの…?
先生
先生
大丈夫か?
あなた
大丈夫…じゃないです…
なんだか一瞬で泣きそうになった



こんな貧相な体…先生に見られるなんて…


先生
先生
あー
あなた
先生
先生
安心しろ。お前が倒れてるってわかった瞬間直ぐにタオルをかけた。
着替えさせる時もタオルで隠してるから大丈夫だ
そう言われればお腹らへんがモフモフする



隙間から見てみるとバスタオルがあった
あなた
あ、ありがとうございます…
先生
先生
体調大丈夫か?
あなた
はい、
先生
先生
あと、抱きついて寝てたのはお前が薄着で寒そうだったから。俺も暖かかったし助かった。
ありがとな
あなた
そ、そんな…
先生
先生
家まで送る。
朝ごはん食っていくだろ?
あなた
い、いいんですか?
先生
先生
パンケーキくらいなら作ってやる
待っとけ。って言いながら先生は台所に行った



先生の隣には寒そうに寝ている山田さんが居た
それを先生に伝えると
先生
先生
ほっとけ。あいつは風邪でもなんでも引いとけばいいんだよ。
それにバカは風邪引かないよ
っと、返された

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