『 高橋くんただいま ー 』
高橋 「 え ? ! 早くない ? ? 」
『 実はね先輩に頼んで先に帰って来ちゃった 笑 』
玄関でそんな話をしてると
高橋くんに手をひかれ
リビングに連れていかれた
高橋 「 あなたちゃんごめんね 、 、 」
『 ん ? なにが ? 』
高橋 「 門限とか強く言いすぎたかなって思って 、 」
『 全然い ー よ 、 そんぐらい
思ってくれてるってことやしね 』
高橋 「 ね ー 、 さっき言ってた先輩って
もしかしてやけど男 、 ? 」
『 女だよ 笑 』
高橋 「 俺心配しすぎよな 、 そんなことないって
分かってるねんけど 、 、
今日強制に行かされたのもあなたちゃん
可愛いから絶対来て欲しかったからやん 、 、 」
『 ほんとに心配しすぎ 、 笑
私は高橋くんだけやで ? 』
高橋 「 分かってる 、 俺も束縛みたいなこと
したくないねん 、 、」
『 も ー そんなしゅんってせんといて !
そ ー だ ! お酒飲んでいい ?
全然飲んできてないねん 』
高橋 「 もちろんい ー よ 、 でも程々にな 」
『 は ー い ! ! 』
こんなに高橋くんに心配かけちゃって
もうしばらくは飲み会とか
いらないかなって思ってる
飲み会なんかより家で2人でいるほうが
よっぽど幸せやから
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リクエスト 「 束縛激しい 」
ありがとうございました !
全然激しくないしこれは果たして束縛なのか 、 、
ちゃんとリクエストに応えられなくてすみません 、
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。