side : あなた
『 ちょ 、 急にど ー したん 、 ? ! 』
高橋 「 そんな格好してるあなたちゃんが
悪いってこと 」
『 えぇ 、 、 』
わけも分からないまま
急に首筋に唇の感触があって
何が悪いんよってそう思ってた
『 何がいけないの ? 』
高橋 「あなたちゃんが無防備すぎるって話 」
『 別に丈ギリギリやないやん 』
高橋 「 その服1枚やとすぐ脱がせるってこと 」
『 え 、 ? 』
高橋 「 好きな人がそんな無防備な格好してたら
誰でも襲いたくなるもんなの
特に俺の服着てる時は 」
丈の話やなくて服1枚ってことを
話してたなんて知らなくて
ずっと勘違いしていた自分が恥ずかしくなって
顔が赤くなった
高橋 「 あなたちゃん顔真っ赤 、 笑 」
『 そんな見んといて 、 、 』
高橋 「 とりあえず下の服も履いてな 」
『 わかった 、 』
高橋 「 今やないで後で履いてな 」
ずっと顔が熱くて高橋くんの顔を見れないまま
下向いたまま返事をしてたのに
その発言でもっと顔が熱くなった
それはその言葉の意味を
理解してしまったからなのかな
高橋 「 そんな格好俺以外の前で
絶対せんといてな 」
『 そんなの当たり前やん 、 、
高橋くんだけの私やもん 、 』
高橋 「 それは反則 、 」
『 ん 、 、 』
高橋 「 キスひとつでそんな声だすとか
そ ー ゆ ー ところも可愛すぎ 、」
結局その日は下の服は履かなかった
高橋 「 あなたちゃんか ー わい 」
『 高橋くん久々にチャラいよ 』
高橋 「 あなたちゃんにだけやもん 」
『 好きだよそ ー ゆ ー の 』
高橋 「 ん 、知ってるし俺も 」
なんか意味わかんなくなりました
すみません (作者)
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。