どういうことだろ、
私が幸せならって
私なんか変なこといっちゃったかな?
すにょんさん、少し悲しそうな顔、してる
少し無言がつづいて、
気づいたらお店についてた
、
少しの間沈黙が続いて、
私もどうしたらいいか分からなかった
ただ私の目だけを見つめて
何も言わないすにょんさん
だんだん近づいてきて、
目を積むったら
耳元で
はっきりと聞こえた
なのに、なんでもないですって
何それ
今までのすにょんさんとは違う笑顔
悪い笑顔
チャンスって私のことだよね
帰り道も、すにょんさんはずっと楽しそうに話していた
でも、私はそれを普通に聞いているなんてできなくて
ずっと考えてた
「奪おうかなって」
何度も思い出されるこの言葉
一体、何をするつもりなんだろう
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!