第7話

7話
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2020/04/10 03:45
ショッピ
あのさ、あなた
貴方
ん?なーに?
ショッピ
俺、そろそろ働いてみようかなって
ショッピ
思うんだけどさ
ショッピ
その、ここのお世話になってるし、
ショッピ
生活の支えに少しでも、なれたらなって
ショッピ
思って…
貴方
ほ、本当に働くの?
ショッピ
う、うん
ショッピ
だ、だめかな…
貴方
ううん…
貴方
ショッピがそんなこと思ってくれてたなんて
貴方
すっごい嬉しい……!
貴方
ありがとう!
ショッピ
い、いやそんな感謝されるようなことは
してない…
貴方
…?照れてる?
ショッピ
へぁっ!?て、照れてないですよ!
貴方
‪w‪w‪w‪w敬語戻ってるし‪w
ショッピ
あっ
貴方
‪w‪w‪w‪w






それから俺はとある工事現場でバイトをすることにした
他人とコミニュケーションをとるのは
思いのほか大変だったけど
何とかアルバイトを続けることが出来た。
お金が入ると、なんだか嬉しい。これが人の性なのだろうか
入ったお金であなたの生活はぐんと楽になったらしく
それが俺にはすごく嬉しかった
俺が稼いだお金は3分の1だけ自分のものにして
それ以外は生活費にした
たまにそのお金でゾムさんコネシマさんと出掛けたりもした
あなたが「猫可愛いなぁ…」って言ってたから
猫を飼ってみたりもした。黒くて、ふわふわの猫。
名前は、見た目からそのまんまとってクロ。
貴方
あーもうクロ可愛すぎ!!!!
貴方
ショッピありがとう!!
ショッピ
んーん、良いんだよ
ショッピ
…にしてもほんとに可愛いなぁ
まあ、あなたには負けるけど。
貴方
だよねだよね!かっわいい〜
そうやってクロを愛でるあなたはまた笑っていた。

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