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第4話

心のモヤモヤ
ある日の放課後、雪音は一週間後のテストに向けてテスト勉強をしていた。
部活に入っていない雪音は、他の人より勉強の時間を多くとることができる。
田中 結(たなか ゆい)先生
テスト範囲、生徒に伝わってなかったみたいで、ほんとにすみません
長谷川 拓斗(はせがわ たくと)先生
いえいえ、気にしないでくださいよ!
田中 結(たなか ゆい)先生
ありがとうございます。
廊下から長谷川先生の声が聞こえてきたので、雪音は教室の外に目をやった。


あれって、今年から来た英語科の先生だ…

やっぱり美人!

同い年だっけ、あの2人…
長谷川 拓斗(はせがわ たくと)先生
困ったことがあったら、いつでも頼ってください。
田中 結(たなか ゆい)先生
はい!
助かります!
ふーん。
仲良さそうじゃん。

いつでも頼ってくださいだってさ。

結先生嬉しそう…
ど、どうせ、イケメンに優しくされた~とか、心の中ではしゃいでるんだ。

って、私…
いつからこんなに性格悪くなっちゃったんだろ…

嫉妬することないのに…
先生同士で、職員同士で、話してただけなのに…
山岸 菜々花(やまぎし ななか)
ゆーっきね!
何ぼーっとしてんの!
川上 雪音(かわかみ ゆきね)
あっ、ななちゃん!?
川上 雪音(かわかみ ゆきね)
あ、部活終わったんだ!
お疲れ様!
山岸 菜々花(やまぎし ななか)
うん、終わった…けど…
雪音、大丈夫??
川上 雪音(かわかみ ゆきね)
あ、うん!
全然大丈夫だよ!
菜々花はバレー部でいつも放課後は練習に行っていていない。
部活が終わると雪音を教室まで迎えに来て、一緒に帰るのが日課だ。


ダメだ…
ななちゃんに心配かけちゃった…


そんな時、また廊下から声が聞こえた。
どこかのクラスの女子達
先生~!
聞いてー!!
長谷川 拓斗(はせがわ たくと)先生
おー、どーした?
どこかのクラスの女子達
あのねー、きょお~……
なんでだろう…

なんでこんなに嫌な気分になるんだろう…

嫉妬深いのは良くない。分かってる。
でも…

先生と他の人が楽しそうに話してるの見ると、心がモヤモヤするんだ。
山岸 菜々花(やまぎし ななか)
雪音…
菜々花は、雪音の気持ちに薄々気づいているようだった。