第4話

02 : 禁句
74
2026/08/01 09:00 更新

      それからというものの 特に変わったこともなく
      普通の日々が過ぎていった 。
      霊障は全てこの人が起こしたものだと思えば
      怖くないし。元から大雑把だったのも相まって
      普通の家として暮らしている 。


msr .
 いやぁ 事故物件側の幽霊って意外と 
 不便なんだよ ?


msr .
 心スポ行けないどころか 可動域が 
 この家だけだし !


you .
 幽霊なんだから 好きなところ 
 行けば良いのに 。


msr .
 地縛霊みたいな感じで ここから 
 出られないんだよ 僕 。


you .
 … へえ 。幽霊も意外と大変なんだね 。


msr .
 そうなの ! 僕も死んでから気づいた 
 けどね 。


    普通の家 どころか話し相手まで付いてくるし
    家賃は格段に安いし 私にとっては優良物件だ。

    初めは 幽霊と会話なんて と正直抵抗感強め
    だったが 、今ではあの頃を彷彿とさせるほど
    打ち解けた。

    5年の空白はあっても 14年の腐れ縁は伊達じゃ
    ない。


you .
 ましろはさ 


     ある日 。ずっと喉に突っかかっていた問いを
     彼に聞いてみた 。


you .
 なんで ___ 


msr .
 … … ん ? 


you .
 えっ 

msr .
 なに ? 笑


you .
 … やっぱなんでもないや 


     言えなかった 。なんで死んだのって 。
     不慮の死って何 って 。こっちを振り返った
     ましろは笑っていた 。口元は 。吸い込まれる
     ような真っ黒い瞳に気圧されて言葉が続かない。


msr .
 … なんだ 、ちょっとビックリしちゃった 
 じゃん !


you .
 … ごめん 


msr .
 … 


      瞬きの隙にけらけらといつも通りの笑顔へ
      早変わりしていた 。

      … いや 、もういいんだ 。過ぎたことだし 。
      聞いたところで覚えてないかもしれないし、
      そもそも知ったところで何になる 。

      どうでもいいことを聞くところだった 。


you .
 … … 


msr .
 … … 


       ____ ピンポーン


      そんな気まずい空気を破るように 場違いな
      チャイムが部屋に響いた 。


































_@ _
 短くて申し訳ない 😢
 次話は書き溜られてないので いつでるか 
 不明です 💧




プリ小説オーディオドラマ