彩
お菊様、今日はとてもいいお天気でございますね。
菊
そうね、彩。
風が少しあって心地良いわ。
こういう時に身体を動かせれたらいいのだけれど。
彩
仕方がないですね。
お菊様は赤子のときから身体が弱かったものですから。
菊
ええ、十九年もこの体で過ごしているから慣れているはずなのに…
彩
そうですね。
…そろそろ戻りましょう。
菊
そうね。
居間に戻る
菊
お母様、只今戻りました。
菊の母
お帰りなさい。庭はどうだったかしら。
菊
相変わらず美しい庭園で、お天気も良かったです。
菊の母
喜んでもらえたみたいで良かったわ。
あなたには自分の好きなことをさせてあげられる身体に産んでやれなかったからね。
菊
気にしておりませんわ。
この身体だからこそ出来ることもありましたから。
菊の母
私ももう長くはないから、全て自分で出来るようになりなさいね。
菊
そんな悲しいことは言わないでくださいお母様。私はずっとお母様と一緒に生きてゆきたいですわ。
菊の母
優しい娘を持って幸せだわ。
もう少しの間よろしくね。
菊
どこまででも添い続けます。(*^^*)
それでは失礼します。
菊の母
ええ、下がりなさい。(^^)
菊の部屋へと歩く
───────────────────────
りんごあめ
1話を少し短くしていきます💦
毎日投稿してると疲れますn((殴殴
頑張りますね!
おつりんご!
いいねして作者を応援しましょう!
第6話 コメ欄にて!
コンテスト受賞作品
もっと見るショートドラマ&アニメーション原案募集コンテスト
公式TikTokの注目動画
もっと見るチャレンジ小説
もっと見る- ファンタジー
私は「普通」がいいの!
なぜか前世の記憶をもって転生したラナ。 前世では大きすぎる力故殺されてしまったから、今世では目立たないようにいきる! はずなのに………
- 青春・学園
哀を謳って
人生はあっという間だ いつまで生きていつ消えるかは分からない いつ消えてもおかしくない少女”柚希 紗和” 彼女の傍にずっといたい少年”和泉 蒼” 今日も2人で哀を謳う_ 「私ね…もう__」 「___。」 Man lives freely only by his readiness to die.
- ファンタジー
名誉も名声も称賛も要らないから。
世にも珍しい白髪の少女は人見知りな臆病者だ。だがこの世界でただ一人、全属性を扱える魔女でもある。しかし、彼女はそれを隠して生きてきた。人に見せたって彼女にとって興味のないものしか手に入らないから。 少女は躓きながらも生きる。 その身にある過去を抱きながら、運命に反撃すべく。 表紙:自作
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!