前の話
一覧へ
次の話

第11話

学校前編(中村海人)
963
2021/03/13 10:10
中村海人
中村海人
あなた
あなた

ん?

中村海人
中村海人
おはよ
あなた

うん

中村海人
中村海人
今日の放課後さ
あなた

あ、ごめん今日の放課後は約束がある

中村海人
中村海人
え、誰と何時どこで何人で
あなた

先輩と2人で服買いに

中村海人
中村海人
今すぐ断って
あなた

なんで

中村海人
中村海人
嫌なら俺も着いて行く
あなた

そーゆーの重いよ

中村海人
中村海人
でも重い愛受け止めるって言ったのはあなただよ
あなた

確かに言ったけどさ

中村海人
中村海人
あなたは俺が違う女の子といて苦しくないの?寂しくないの?
あなた

うみはキャーキャー言われてるからそりゃ不安だけど

中村海人
中村海人
でしょ?俺もそれと同じ
あなた

でも今日は…

中村海人
中村海人
何守れない?
あなた

今日だけは勘弁して

中村海人
中村海人
俺との約束より大事?
あなた

先輩と2人でじゃなきゃ買いに行けないものがあるの

中村海人
中村海人
へえ俺じゃダメなんだ
あなた

…うん

中村海人
中村海人
わかった、好きにすれば
あなた

その場を立ち去ったうみ。


放課後私はその先輩と

うみの誕生日プレゼントを買いに行った。
あなた

喜んでくれると良いな〜



るんるんで家に帰るとリビングにうみがいた。
あなた

え、なんで居るの

お母さん
うみちゃんがね外にいたから入れたの
あなた

そ、そっか

中村海人
中村海人
いや〜晩御飯まで頂いちゃってすみません
お母さん
いいのいいの
中村海人
中村海人
美味しかったです
お母さん
うみちゃんはいつも美味しい美味しいって食べてくれるから沢山あげたくなっちゃうわ〜
中村海人
中村海人
俺もう帰りますね!またご飯食べに来ます!
お母さん
折角だもん泊って行けばいいのに
中村海人
中村海人
良いんですか?
お母さん
いいに決まってるでしょ〜ほらほら
中村海人
中村海人
じゃあお言葉に甘えて
お母さん
そうと決まればあなたうみちゃんに服貸してあげなさい
あなた

え、私の!?

お母さん
手足の長さ足りないと思うけどいいかな?うみちゃん
中村海人
中村海人
はい!全然平気です!!
お母さん
ほらほら服貸してあげなさい
あなた

…ん

地味にお気に入りの大きめの服を貸したは良いけど


うみはまだ私の方を一度も見なかった
あなた

そこの角にお風呂あるから緑がシャンプー黄色がトリートメント

中村海人
中村海人
あなた

なんかあったら呼んで

中村海人
中村海人
やっぱり少し不機嫌だった。


でもその隙に私はうみへのプレゼントを隠した。
お母さん
うみちゃんにベッドで寝てもらいなさい
あなた

えー

お母さん
あなたはリビングに布団ひいて寝なさい
あなた

わかった

お母さん
それよりうみちゃんかっこよくなったわねぇ
あなた

そう?背高くはなったけど

お母さん
彼女は?
あなた

いるよ

お母さん
やっぱりそっか〜まあでも久々のお泊まり会で沢山お話し出来るし良かったね
あなた

や、そんな



母がうみちゃんうみちゃん言うのも

小さい頃から変わらない。

幼馴染とまでは行かないにしろ小さい頃から

仲はとても良かった。
あなた

うみくん!だめだよそこ登ったら

中村海人
中村海人
でも降りれないし
あなた

仕方ないな、待ってて

中村海人
中村海人
ありがとう
あなた

もうだめだよ?

中村海人
中村海人
うん
小さな頃私はうみのヒーローだった。

何かしでかすうみの事を助けるのが仕事だった。


それは幼稚園、小学、中学でも変わらなかった。
ずっと助けてあげてたらうみは中学3年の冬私に言った。
中村海人
中村海人
俺の事救えるのはあなただけだしこれからもそれは変わんない
あなた

うん

中村海人
中村海人
一生俺の救世主でいて欲しい付き合お
なんだよその告白は!!

そう思ったけど私はその日からヒーロー兼彼女に変わった。

プリ小説オーディオドラマ