オッパの取材の人が来ちゃった
私その間に内見行こうとしてたのに、
どうしよう、
そう慌ててたら、オッパが私の腕を掴んで走り出した
オッパは私をお風呂場に連れていった
オッパは私をお湯が溜まってない浴槽に誘導した
そう言ってオッパは浴槽の鍵を閉めて足早にここから去っていった.......
取材のためにここに隠れてる自分が惨めに思えてきた.......
これからこういう仕事がもっと増える.......私は毎回どこかに隠れるのかな.......
それで毎回オッパと私の住む世界が違うことに痛感して.......
また、惨めな思いするのかな.............
そう思うと涙が止まらない
(📞^o^)トゥルルルルル…
内見すっぽかしちゃったんだ、
はぁ、何やってんだろ
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。