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第5話

寝返り打つのも一苦労でした
オーネ(オルガリネ)
オーネ(オルガリネ)
ばぶぅ…
暇だ。
暇すぎる。

転生したはいいものの、赤ちゃんは何もできないからひたすら上のベッドメリーを見つめるしかできない。

たまにこの国について考えてみるも、情報が少なすぎてここが元いた地球なのか異世界なのかすら分からない。

メイドたちの声援に耳を傾けるも、終わりがないしなんか苛ついてくるのでひたすら聞き流す。

あ〜やることがほしい。

せめて動けたらな…

早く動けるようになりたい…

…ん?

そうだ!

筋トレをしよう!

筋肉をつけたら早く動けるようになるかもしれない!

そうと来たら早速筋トレ…

とはいえ起き上がれもしない状態でどう筋トレをするというのか…

体勢も変えられないこの状態では腕立て伏せも背筋も出来るはずがない。

…よし。

まずは寝返りだな!
オーネ(オルガリネ)
オーネ(オルガリネ)
んんんぅぅぅぅ…
頑張れ!頑張れ僕!

寝返りくらい打てるだろう!

さぁ今こそ!僕の本当の力を発揮するんだ!

…はぁ、はぁ…

ここまでやってやっと体が3cmほど浮くまでにはなった。

僕の様子を見てメイドたちの声援が少し変わっている。凄くうるさい。

…もう一度やろ。
オーネ(オルガリネ)
オーネ(オルガリネ)
んんんぉぉぉうぅぅぅ……
──数分後──
よっしゃあ!

さすが僕!

あれから三時間ほど練習してやっと体の半分が起こせるようになった!

これは赤ちゃんにしてはすごい成果なのではないか?

いや〜僕天才だわ〜

…もっかい!

ぐりんっ

うぉっ!?

一瞬目が回ったと思ったら自分はうつ伏せ状態で寝転んでいる。
メイド
メイド
キャーッ皇女様初の寝返りよーっ!
…寝返り?

そうか。

今のは寝返り。

寝返り…

寝返り!?

やっとできた!

あぁァァ今までの練習は無駄ではなかった!

やばいすごい嬉しい

こんな達成感初めてかも…
メイド
メイド
ちょっとレーナさん!来てください、皇女様が寝返りを打たれました!
レーナ
レーナ
え?なんですって?
メイド
メイド
だから、寝返りですよ!
レーナ
レーナ
あら、これは…今日はお祝いね!
…お祝い…?
メイド
メイド
私、例のもの持ってきます!
…例のもの?


どうやらお祝いというのは、僕へのご褒美のおもちゃを新しく与えることだったようだ。

お祝いってもっとどんちゃんするのかと思ったら…

まぁ、今回貰ったくまのぬいぐるみも手触りいいしかわいいし…

…まぁいっか!