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第17話

お披露目会を行いました
さて、今日は待ちに待った僕の1歳の誕生日だ。

僕ももう1歳だよ1歳!

楽しみすぎて昨日は寝れなかったもん。まぁ無理矢理寝たけど。

でもなんだかなぁ。やっぱり嬉しいよね、誕生日は。
レーナ
レーナ
皇女様。そろそろおめかしをしないと間に合いません。こちらに来てください。
…うわぁ…

おめかしか…

そりゃそうだよな。今日は僕の1歳の誕生日であるとともに、第三皇女のお披露目会でもある。

そんな中小汚い服やらなんやらで出ていっては他の貴族や諸々に示しがつかない。

…お?あそこにあるのは鏡じゃないか。

ちょうどいい。今まで僕は自分自身の容姿を知らなかったからおめかしついでに見てみよう…

わっ!僕なかなかの美人じゃん!

少し青みがかった白髪に澄んだ青い瞳、端正な可愛らしい顔立ち。

こんな可愛い赤ちゃんなんて僕以外いないだろう。いや自慢とかじゃないけど。

それにしても良かった〜ずっと僕皇女なのにブスだったらどうしよ〜とか思ってたから。

レーナ
レーナ
さぁ皇女様。今日はこの服を着ていただきます。
そう言ってレーナさんがクローゼットから取り出したものは…

…ナニコレ

なんだろう、質素…じゃない。質素じゃないんだ。ただ皇女らしくないというか…

はっきり言おう。これ庶民が着るようなやつじゃないのか?

ピンクの下地に少しのフリルとリボンって…
レーナ
レーナ
幼い女の子はみんな質素できれいな服を着るのがこの国の伝統なのですよ。
なるほど…伝統だったのか。

そうこうしているうちおめかしが終わり、僕は改めて鏡を見てみる。
レーナさんは今まで見たことないような笑顔で楽しそうに僕の肩を抑えている。
さすが僕。相変わらず可愛いな。

…いやいやなにこれ!ちょっと僕可愛すぎない?これ犯罪じゃない?

…とまぉ冗談はおいておこうか。

それじゃあ会場に向かおう。
──────皇宮 玄関ホール──────
うわっすごい熱気だ。

周りにいるのはどれも豪華な服で着飾った貴族らしき人ばかり。

僕はメイドたちに促されて一番高い段の壇上に座る。

そこからはもう…地獄だった。

プレゼントだの挨拶だの…折角の誕生日なのに休める気がしない。

僕まだ1歳なんだよ?こんな幼気な子供にこれだけの重労働をさせるなんてこの鬼!ひとでなし!

僕が心の中で愚痴っても、一向に貴族たちは減る兆しを見せない。

あ〜もうやだぁ!なきたい!

飽きた!限界!

誰か助けて!
──数時間後──
ぜぇ、ぜぇ…

やっと終わった…貴族ラッシュ。

お披露目会ももう終わる。

今は僕の前で貴族の筆頭らしきひとが演説を行っている。

はぁ〜…疲れた…

僕があまりの疲労に少しウトウトしていたとき、お披露目会が終わった。

いやぁ〜もう二度とやりたくない。

でもやらないと駄目なんだろうな…

そう思いつつ、僕は帰路についた。