…結局、あの神共は何だったんだろうか。
あのやばいようで思い返してみれば特にやばくもなかったような気のする決戦から幾刻か過ぎた頃、僕は僕らを殴った直後疲れていたのか倒れるように眠ったレーナの横たわるベッドの横で漠然とそう疑問を浮かべていた。
だってそう、あの事件は結局分からないことだらけだ。
何か知ってる風の転生神は逃げたし、赤ずきんもあのあと事後処理だけして「あとはよろしく〜」と出ていったし。
僕は一応当事者だというのに、なんの説明もないんだ。そりゃあ不満も貯まるだろう。
あぁ、ほら、僕の疑問が積もりすぎてこんな赤ずきんの幻覚と幻聴まで…あれ、なんだか肌寒…窓が全開だからか?いやでもちゃんと閉じてたはず…思いっ切り開いた窓からひょっこりと顔を覗かせる赤ずきんの幻影が開けたようにも見えるが、あれはあくまで幻影だ。本物なわけ…
本物…じゃ…ない、よな…?
いや、あいつが今更のこのこ戻ってくるとも思えないし…や、でも…
と言いつつも決して振り払うことのしない赤ずきんは優しいのかそれとも局部を触られて嬉しがる変態なのか
いやそんなことはもはや問題じゃないんだ、触れている?それはつまり、存在している…?触覚までバカになってないよな、そこまで狂ってたら流石に怖いんだが。
え、つまり?数刻前ちゃっかり逃げたク○野郎が?今のこのこと帰ってきたと?
…………………………
なるほど、さっき振り払わなかったのは腕を離したら落っこちちゃうからだったんだな。納得納得。
それはそれとして手は離さない。神をなんかしたやつがこんな1mくらいの高さ落ちて死ぬかよ死ななきゃいいんだよ人外が
とりあえずこいつにはたっぷりと事情聴取をしなければならない。これはもう決定したこと、こいつに拒否権など最初からなかったのだ。
人間ですが何か?と問おうかと思ったがその言葉はかけてやらないことにした。人外ってのに優越感持ってんだもんな、しょうがないよな〜この大きい赤ちゃん(笑)の面倒見るのも皇女の務め
直後にドスン、と鈍い音が皇宮に響き、そのさらにすぐ後の男性の野太い叫び声により皇宮の皿が全部割れた。
あらやだ同時に同じこと喋っちゃったキャッ♡もしかして私達、運…命…?
文面上は朗らか()に見えるが、僕は話しながら赤ずきんを逃げないようにそこら辺にあったロープで縛り上げている。先程赤ずきんが最後の抵抗と言わんばかりに蹴り上げてきたのでこちらも弁慶の泣き所を蹴飛ばしてやった。
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投"稿"遅"れ"て"す"み"ま"せ"ん"
いや聞いてください今回遅れたのはマリアナ海溝よりも深い理由がアッごめんなさいないです誇張しました
言い訳をさせてください!!!
いやですねいつも私いつもの投稿日時の一時間前にリマインダー入れてるんですよ
それで投稿し忘れを防ぐみたいな
いつもはリマインダー前にはもう予約投稿入れてんですけど、今回それを多忙()により忘れてまして。
そしてリマインダーかけてるスマホを充電のため別の部屋に置いて私は他の部屋で勉強もとい落書きしてたんですね
だからリマインダーなど聞こえるはずもなく、今回のこの悲しい事件が起こった運びとなります。
いやそれなら気づいたすぐ後に作って投稿しろって話なんですけどね???
気づいたのは早かった、月曜日の下校時あたりに気付いて一緒に下校してた友人に「やっべどうしよ」とか言ってました。
それでその日のあと謝罪文とともに投稿しようかなとか思ってたんですけど思いっきり忘れて、それがずっと続いて、結局書いてるのは土曜日の夜です(白目)
でもうここまで来たら日曜日に投稿しても変わんねぇなって思いました。
や、ほんとに申し訳ないです、この作品を待っていた皆さんにはほんとに大変なことをしたと思っております。
次はないようにリマインダー増やしたりスマホを手元においたりそもそも早めに作品作ったり対策をしていきますので、どうかこれからも「皇女様に転生してしまいました」をよろしくお願いします。
長文失礼いたしました。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。