無料ケータイ夢小説ならプリ小説 byGMO

第39話

幕間 遊具に乗りました
今日は特にすることがないので外に行こうと思う。

レーナが許してくれるかは分からないが、僕には秘策があるのだ。
オーネ(オルガリネ)
オーネ(オルガリネ)
レーナ、外行きたい
レーナ
レーナ
駄目です
オーネ(オルガリネ)
オーネ(オルガリネ)
…夕食の一部を譲渡
レーナ
レーナ
もう一声
オーネ(オルガリネ)
オーネ(オルガリネ)
私の今日のおやつを食べる権利
レーナ
レーナ
まだまだ
オーネ(オルガリネ)
オーネ(オルガリネ)
明日の朝食のおすそ分け
レーナ
レーナ
許可しましょう
オーネ(オルガリネ)
オーネ(オルガリネ)
よっしゃ
レーナは細身だがかなり大食いだ。

それこそ休憩の度に何か食べてる。

だからこそ僕は最近もので釣ることを覚えた。

従者がこれで良いのかとは思うが、まぁ多分いいのだろう。知らんけど。
…さて、僕が今いるのは皇女宮の庭である。

この前宮廷魔法士によって築かれた大きな土の壁はもう魔力切れで崩れているが、少し魔力のこもった土がそこらに混ざっているのを感じる。

余談だが「魔法士」は魔力を感じ取ることが出来る。どんな幼く、弱くともそれは「魔法士」である限りどのような人間だろうと発現する。

これは結構便利なので良く「探知魔法」として使われているのを見かける。
オーネ(オルガリネ)
オーネ(オルガリネ)
やっぱすごいよね〜…あんなのでも流石宮廷魔法士ってことなのかな。
周りにはレーナと数人のメイド、そして十数人ほどの騎士たちが少し離れて僕を見守っている。

護衛というやつだ。

実際に護衛がつくのって前世では考えられなかったな。

なんか変な気分だ。少し気恥ずかしい。
オーネ(オルガリネ)
オーネ(オルガリネ)
でもせっかく来たのはいいけど…やっぱやることないよね。
せっかく僕の大事な食べ物をやったのだ、それに見合う楽しみがなければ面白くない。
となると…
オーネ(オルガリネ)
オーネ(オルガリネ)
レーナ、ここに遊具を作ろう
うん、無謀すぎるな。

なんだよ「遊具つくる」って

自分で言っててその非現実さに驚くわ

でも仕方ないじゃないか、こんな草と土の山しかないところなんてつまらなすぎる
レーナ
レーナ
は?遊具ですか?
デスヨネ〜そういう反応になるよね
レーナ
レーナ
あそこにあるじゃないですか。
あそこ…?
オーネ(オルガリネ)
オーネ(オルガリネ)
あっほんとだ
僕の後ろ50mほどに滑り台やブランコがあるのが見える
レーナ
レーナ
ここはもともと幼児用の庭なのですから遊具があるのは当たり前でしょう
オーネ(オルガリネ)
オーネ(オルガリネ)
待って何それ初耳
オーネ(オルガリネ)
オーネ(オルガリネ)
驚きが隠せない
オーネ(オルガリネ)
オーネ(オルガリネ)
まぁいいや。じゃあ私滑り台乗る
レーナ
レーナ
分かりました。ちゃんと椅子のシートベルトをつけてくださいね。
オーネ(オルガリネ)
オーネ(オルガリネ)
は?
なるほど。よくよく見ると滑り台の滑りはじめの部分に幼児用ブランコのような椅子がついている。黒っぽいのも見えるからおそらくあれがシートベルトだろう。
オーネ(オルガリネ)
オーネ(オルガリネ)
うっわすげぇ
乗り心地を確認してみるとほんのり魔力が感じられた。

おそらく保護魔法だとかそういうのがかかっているのだろう。
オーネ(オルガリネ)
オーネ(オルガリネ)
うわあああ
震える声を上げながら滑り台を滑る。

意外と短いようで、落ちるような感覚を得たのはほんの1秒2秒程だけだった。
オーネ(オルガリネ)
オーネ(オルガリネ)
…てか滑り台とブランコしかないじゃん
レーナ
レーナ
そうですね
オーネ(オルガリネ)
オーネ(オルガリネ)
まぁいいよ。次ブランコね。
レーナ
レーナ
分かりました。
ブランコは比較的前世で見たのと似た形状をしている。

座る部分が椅子になっているから幼児用ブランコだな。まぁここ幼児用の庭だから幼児用じゃなかったらおかしいんだけど。
オーネ(オルガリネ)
オーネ(オルガリネ)
うっわつまんな
乗ってみても僕の力では振り幅が短く、振り子時計にも負けるようなレベルでブランコは往復する。
オーネ(オルガリネ)
オーネ(オルガリネ)
レーナ押して
レーナ
レーナ
はい
レーナに背中を押してもらうことにした。

レーナは意外と力が強く、先程まで低かった高度がもう180°いくんじゃないかと思うくらい高くなっている
オーネ(オルガリネ)
オーネ(オルガリネ)
うっわなにこれ普通に楽しい
その後日が暮れるまでブランコと滑り台を往復したのはその場にいた人だけの秘密にした。