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第3話

ミルクはとても美味でした
オーネ(オルガリネ)
オーネ(オルガリネ)
ふわぁ…
朝起きると、そこは昨日見たのと同じ天井。

僕は見慣れた天井ではないことに少したじろいだけど、直ぐに落ち着いた。

僕が寝たあとは王族やら何やらが見に来て大変だったらしいが、僕はぐっすり眠っていたので何も知らない。

僕が覚醒したのに気付くと、僕の専属メイド、レーナがこちらに来た。
レーナ
レーナ
お目覚めですか?
オーネ(オルガリネ)
オーネ(オルガリネ)
ふにゃ…
…それにしてもお腹が空いたな…

赤ちゃんが飲むのはミルクだっけ。
どうやったら貰えんだろ…

………泣くか。
オーネ(オルガリネ)
オーネ(オルガリネ)
ふぇぇぇぇ…
レーナ
レーナ
あら、どうしたのかしら。
レーナ
レーナ
この時間帯は…ミルクね。
レーナさんは赤子の扱いに慣れているようだ。

彼女は暫し僕のもとから離れ、ミルクを作りに行った。

それでも僕の周りには昨日ドタバタしていたメイドたちがいる。
メイド
メイド
それにしてもやっぱり…
メイド2
メイド2
皇女様は可愛いですね…

なんか急に僕のことを褒め始めたぞ。
どうしたんだろうか。
…僕そんなに可愛いのかな。


メイドたちが僕のことを褒めちぎっている間に、レーナさんが片手に哺乳瓶を携えて戻ってきた。

レーナ
レーナ
お待たせしました。
皇女様、ミルクです。
きたきた!

早く飲ませてよ。
お腹空いた
オーネ(オルガリネ)
オーネ(オルガリネ)
あ〜
レーナさんが持っている哺乳瓶の中には温かそうな乳白色の液体が入っている。

レーナさんは哺乳瓶をいったん備え付けのテーブルの上に置き、優しく僕を抱き上げる。

…うわぁ、こんなふうに抱かれたのいつぶりだろ。

抱かれるといつもより視点が高くなるため、僕は自分の部屋をぐるりと見渡した。

…さすが第三皇女、この広さなら家一軒入るんじゃないか…

部屋の中は見たことのないくらいに広く、部屋は豪華絢爛な調度品で満たされている。

たった一人の暮らす部屋がこんな豪勢なのか…皇族ってすごいな。

そんなことを考えているうち、レーナさんは僕の頭を少し上げ、口に哺乳瓶を突っ込んだ。

僕は今まで哺乳瓶というのは優しくそんなに突っ込まないものかと考えていたが、意外と隙間なくなるくらい突っ込まれた。

だがさほど苦しくもなく、寧ろ密閉されたことで余計な空気が入らず、哺乳瓶の内容物を飲みやすい。

メイド2
メイド2
あ〜見てください!皇女様、あんなに美味しそうに…
メイド
メイド
もう〜いつ見てもかわいいわ!
…また何か騒ぎ始めたな。

褒めてくれるのは嬉しいが、あまり褒められすぎると照れてしまうというものだ。

……数分後……
ふぅっ美味しかった〜

まさか赤ちゃん用のミルクがあんな美味しいとは。

僕の味覚が赤ちゃんなのか、それとも大人でも美味しいと思うくらい美味しいのか…

あ〜、前世で飲んでおけばよかったかな。


レーナさんは僕の体勢を仰向けから尻を抱え縦向きに抱き直し、ゆっくり僕の背中をさすり始めた。

一体この行為になんの意味が…

そう考えているうちに胃から何かこみ上げてくるものを感じた。
オーネ(オルガリネ)
オーネ(オルガリネ)
…ゲフッ
あ〜…
ゲップさせようとしてたのか。

そういえば聞いたことがある。

赤ちゃんにミルクをあげたあとはゲップさせないといけないとか。

普通人前でゲップなどしたら羞恥心が込み上げて来るものだが、不思議とそういった感情は見当たらなかった。

レーナさんはそのまま僕をベッドに寝かせ、少し微笑み哺乳瓶を洗いに行った。

…転生生活、意外と悪くないな。