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第11話

この世界は異世界でした
僕はゆっくり箱に手を触れ、リボンを解く。

するとそこには──
オーネ(オルガリネ)
オーネ(オルガリネ)
…あれ。何もない。

無駄に装飾の凝った箱の中、もちろん凄いものがあると僕は推測したが、大ハズレだ。

全く、埃一つない。
オーネ(オルガリネ)
オーネ(オルガリネ)
!?
…待て。これはどうなってる?

僕の体が、優しい緑色の光に包まれている。

数秒で光は僕の中に溶け込むように消えていった。が。

何だろう。何かを感じる。

僕の中に何かが流れている。

血の流れか?いいや違う。

リンパの流れか?いいや違う。

僕がわけもわからず混乱していると、隣でその光景を微笑みながら眺めていたレーナさんが口を開いた。
レーナ
レーナ
皇女様、その箱に入っていたのは「保護魔法」です。
…は?

「魔法」?

えっ今明らかに魔法といったような…
レーナ
レーナ
皇女様にはSクラスの保護魔法をかけさせていただきました。
レーナ
レーナ
皇女様ももう7ヶ月です。いつ盗賊に狙われるか分かったものではありません。
待って。この人は何を言ってるんだ?

話しについて行けないぞ。

魔法?魔法ってファンタジーに出てくる…

だとするとさっきの光は魔法だったのか…

転生しただけでもおかしいのに、魔法があるなんて…完全異世界じゃないか。

正直まだ信じられないが、転生までしているのだ、信じる以外無いだろう。
レーナ
レーナ
これは私達から皇女様への、皇女様が何事もなく生きれるようにという願いです。
レーナ
レーナ
どうかお受け取りください。
とにかく、今の魔法は僕を守ってくれるようだ。

厳密にどう守ってくれるのかは分からないが、Sクラスというのだ。かなりすごい魔法なのだろう。
オーネ(オルガリネ)
オーネ(オルガリネ)
あ〜う
それにしても魔法…魔法か…

やばい、面白くなってきた。

よっし決めた!

もう少し大きくなったら魔法を学ぼう。

は〜転生っていいなぁ。

なんだかラノベのような展開だが、これもまた面白い。

早く大きくなるのが楽しみだな…