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第87話

レメルンを視察しました
実際僕今まで復興がどんな感じに進んでるとか言ってなかったよね。ごめんごめん。

え〜っとね、とは言っても前の、あちこちボロボロのスラム街時代からは大きく変わったよ。

まずボロボロの建物は全部取り壊し。そしてそこから地質を確認してそこに見合った建物の建設。

今は4割くらい終わってるかな。

あとやっぱり教育機関はこの広い街に1つとかシャレになんないから、第一小学校、第二小学校みたいな感じにする必要がありそうだ。

とりあえず幼稚園、保育園、小学校、中学校と一通り二種類は建設したほうがいいと思ってスペースは開けてある。

あと確認しなきゃいけないのが人口なんだけど…そこら辺は何とかなってるかな。

完璧にはまだ分かっていないけど、大まかな比率とかは計算してある。

やっぱり子供や老人が著しく少ないね。

種族別にもしてみたけど、エルフと人魚が特に少ない。

獣人は体力化物が多いから何とかなってるみたいなんだけどね。

まぁでも着々と子供も生まれてるし、人口が更に減ったら外の奴隷も引き入れてみようか。

あと問題は…そうだ、人魚の居住スペース。

前あった池は流石に水質も悪すぎるから一旦水を濾過して…いや濾過の必要あるかな?

そもそも食糧不足で共食いしてたんだからあそこに水の濁りとか食べる魚ぶち込んだら万事解決じゃないか。

あとは水のそこに沈んだ人魚の死骸の引き上げしないといけないよな。

そこら辺は同族に任せるとしよう。

で、次に問題があるのが医療機関か。

何より腕の立つ医者が周りにいないのがかなり痛い。

居たとしても大抵人外に対して差別思考持ってるからとても近づけられない。

そこら辺はもう一から医者を育てる必要があるな。その間の医療機関はどうするか。

これは後で議題に上げたほうが良さそうだな。

で、農場や牧場も作りたい。僕はあの街を完全に外界から疎外させた状態から少しずつ貿易させるようにしたいから、初期の段階では輸入ができないんだよな。

どこに作るかっていうのも考えないと。

少し居住スペースを削る必要がありそうだ。

何人か農家の仕事を与えようか。

そこら辺は他の人外たちとコミュニケーションを重ねて、そこから最適解を見つけ出せればいいだろう。

幸い、今の時点では食料は事足りている。

僕のポケットマネーの財力を舐めるなよ?

さて、そろそろ帰ったほうがいいか?

視察も済んだ。このまま復興を続ければ、僕が二十歳になる頃には普通に機能できるだろう。

子供が二人、僕のそばを走り抜けて行った。