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第47話

歌って踊って騒ぎました。(大晦日編)
突然だが、今日はお正月だ。

どうやらこの世界にも日本と同じような正月が存在しているらしい。

流石に日にちや詳細は違うが、どちらも『新年を祝う』というのは共通している。

まぁ僕はついこの前知らされたばかりなのだが。

何でもこの国には『6歳未満の子供は悪魔に憑かれやすいから神聖な行事を知覚させてはならない』という古い迷信があるそうな。

いやなんだよそれ。『子供は七歳までは神の子供』みたいな話なら日本でも聞いたけど悪魔は初耳だよバッキャロー

そしてまぁ、今は僕と弟妹以外の皇族は皆正月の式典に参加しているわけだ。

これも『6歳になったばかりの子供はまだ邪気が抜けきっていないため式典に参加させてはならない』という迷信に従っている。

いやもうこじつけだろこれは。

どんだけ6歳未満の子供参加させたくないんだよ。流石の僕でも傷つくぞ。

だから僕はせめて来年僕も参加する式典を皇女宮の屋上から眺めている。

運良く大体の式典は皇女宮から全部が見渡せる位置にある広場で行われるため、今の式典の進捗がひと目で分かる。

今までもたまにここに来てだらけたり人の行き交いを眺めたりしていた。

まぁその九割はレーナの阻害によって失敗しているが。

え〜っと、今はどうなってるかな。

お〜、今は丁度リアドネもとい第一皇女が皇帝に挨拶するところか。

丁寧に頭下げちゃってまぁいつものお転婆はどこへやら。

皇帝の素顔はベールで隠されていて見えないが、全体の体躯を見る限りおそらく30〜40代の男性であることが分かる。

そして隙間から見える髪の毛の色は安定の青みがかった白。

やはり髪色は遺伝らしいな。瞳は知らんが。
突然だが、今日はお正月だ。

どうやらこの世界にも日本と同じような正月が存在しているらしい。

流石に日にちや詳細は違うが、どちらも『新年を祝う』というのは共通している。

まぁ僕はついこの前知らされたばかりなのだが。

何でもこの国には『6歳未満の子供は悪魔に憑かれやすいから神聖な行事を知覚させてはならない』という古い迷信があるそうな。

いやなんだよそれ。『子供は七歳までは神の子供』みたいな話なら日本でも聞いたけど悪魔は初耳だよバッキャロー

そしてまぁ、今は僕と弟妹以外の皇族は皆正月の式典に参加しているわけだ。

これも『6歳になったばかりの子供はまだ邪気が抜けきっていないため式典に参加させてはならない』という迷信に従っている。

いやもうこじつけだろこれは。

どんだけ6歳未満の子供参加させたくないんだよ。流石の僕でも傷つくぞ。

だから僕はせめて来年僕も参加する式典を皇女宮の屋上から眺めている。

運良く大体の式典は皇女宮から全部が見渡せる位置にある広場で行われるため、今の式典の進捗がひと目で分かる。

今までもたまにここに来てだらけたり人の行き交いを眺めたりしていた。

まぁその九割はレーナの阻害によって失敗しているが。

え〜っと、今はどうなってるかな。

お〜、今は丁度リアドネもとい第一皇女が皇帝に挨拶するところか。

丁寧に頭下げちゃってまぁいつものお転婆はどこへやら。

皇帝の素顔はベールで隠されていて見えないが、全体の体躯を見る限りおそらく30〜40代の男性であることが分かる。

そして隙間から見える髪の毛の色は安定の青みがかった白。

やはり髪色は遺伝らしいな。瞳は知らんが。

それにしても、前から思っていたのだが白髪に青色の目って何処かで聞いたことがある気がする。

肌の色も他の人に比べれば白いし。

…あぁ、そうだ。

先天性白皮症アルビノだ。

前世で何度かニュースか何かに載っていたのを見たことがある。

初見では綺麗だな、程しか思わなかったが…

その直後に先天性白皮症アルビノの人の手記を見て考えが変わったんだっけ。

そういえば、今までも日向じゃなくできるだけ日陰に移動させられていた気がする。

頭にもバイザーキャップみたいなのつけられてたし、暑くても長袖だったし、常に上には日傘があったし。

現に式典のリアドネもいい感じに影になっているところにいる。挨拶も。おそらくそうなるよう設計されているんだろう。

かく言う僕も今日傘にバイザーキャップにと何があっても日に当たらせないような重装備でここにいる。

…なるほど、前世の人たちが悩み苦しんだという先天性白皮症アルビノが、この世界では神聖な皇族の血なのか。

なんとも皮肉な。

…あれ?でも先天性白皮症アルビノって遺伝するんだっけ…

確か遺伝の確率は両親がその遺伝子を持ってないとほぼゼロだったはずだが。

それに僕は目がとてもいい。

自慢だが、10m離れていても余裕で見えるし、弱視とはお世辞にも言い難い。

やはり先天性白皮症アルビノじゃないのか?

でも、特徴はかなり似ているんだが…

それにしても、思い直すとやはり不便だな。『日光に弱い』だなんて。これだけ聞くとまるで吸血鬼みたいだ。

僕の周りには先天性白皮症アルビノ持ちの子はいなかったが、ただ『不便そうだけど綺麗だな』なんて思っていた自分を殴りたい。

…と、今は僕が先天性白皮症アルビノかどうかは置いておこう。

今は皇帝が大声で何か言っている。

流石に何を言っているのかは聞き取れないが、民衆の反応と口パクと身振りからして多分『新年おめでとうこれからもよろしく』みたいなことを謎に小難しくして演説しているのだろう。

皇帝が座ったあとは…おや?もうお開きにするようだ。ぞろぞろと皆が散り散りになっていく。

レーナに「そろそろ戻りますよ」と声をかけられて、僕もそろそろ戻ることにした。

部屋に戻ると、そこには多くのご馳走とケーキが何十人前かもわからないほどに陳列している。

そうだ、今日はお正月。

式典を見ていたらもう日が暮れかけている。

こうなったら飲んで、食べて、歌って踊って精一杯楽しんでやろうじゃないか!

そうしてひとしきり騒いだ後、レーナに無理を言って日付を跨ぐまで起き続けてから眠った。