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第35話

「人間」以外の種族がおりました。
僕は考えた。

この世界は異世界。

魔法もあって有り得ないような髪色も五万とある

いわば二次元でしか見れないようなファンタジー世界。

ならば

人間以外の種族もいるのではないか?
家庭教師(カール)
家庭教師(カール)
人間以外…ですか?
オーネ(オルガリネ)
オーネ(オルガリネ)
そうそう
オーネ(オルガリネ)
オーネ(オルガリネ)
いるんでしょ?獣人だとかエルフだとか人魚だとか妖精だとか
家庭教師(カール)
家庭教師(カール)
確かに皆居りますが…
オーネ(オルガリネ)
オーネ(オルガリネ)
いるの!?やった!
家庭教師(カール)
家庭教師(カール)
…ですがこの国にはおりませんね。
オーネ(オルガリネ)
オーネ(オルガリネ)
え〜…
家庭教師(カール)
家庭教師(カール)
そもそも違う種族ですので住める環境も違うのは当たり前では?
オーネ(オルガリネ)
オーネ(オルガリネ)
まぁ確かにそうだね。
オーネ(オルガリネ)
オーネ(オルガリネ)
ならどこに住んでるのよ?大きくなったら会ってみたいわ
家庭教師(カール)
家庭教師(カール)
そうですね…教えても良いのですが、あまり行くのはオススメしませんね。
オーネ(オルガリネ)
オーネ(オルガリネ)
なんで?意思疎通できない訳じゃないでしょ?
家庭教師(カール)
家庭教師(カール)
彼らは皆普通の人間とは少し違う特徴を持った、いわば「人間から派生した種族」です。
家庭教師(カール)
家庭教師(カール)
ですがその殆どが本能に忠実で、文化も違うので大変ですよ?
オーネ(オルガリネ)
オーネ(オルガリネ)
本能に忠実?
オーネ(オルガリネ)
オーネ(オルガリネ)
ちょっと彼らについて教えてよ
家庭教師(カール)
家庭教師(カール)
例えば獣人はその名の通り「獣の特徴を持った人間」のことです。
彼らは一概に獣と言っても獣の種類によって分かれ、ライオンや狼、中には狐の特徴を持った奴もいます。
なので種別ごとの差別が絶えませんし、何より野蛮で好戦的です。
まぁ奴隷にすると無駄にスタミナがあるので力仕事をさせられるのが唯一の魅力でしょうか。

因みに身体的特徴が人間に近ければ「獣人」
身体的特徴が獣に近ければ「亜獣」となります。
家庭教師(カール)
家庭教師(カール)
人魚というのは「魚の特徴を持った人間」であり、主に深海で暮らすので会えるのは奇跡のような存在です。
彼らもまた魚の種類があり、タコやイカ、ウナギなどの魚と呼べるのか怪しいものからタイやサバなどオーソドックスなものもおります。
彼らは野蛮ではありませんが、ずる賢く何を考えているのかよく分からないその瞳と海に暮らす人間という不気味さから評判はよくありません。
ただ捕まえて売ったりしてみると意外と高値で売れたりするんですよね。

こちらも身体的特徴が人間に近ければ「人魚」
身体的特徴が魚に近ければ「魚人」となります。
家庭教師(カール)
家庭教師(カール)
エルフは「精霊の血を引いた人間」のことです。獣人や人魚とは少し違いますね。
昔からこの世界には「火」「水」「土」「風」を操る四人の精霊がいると言われておりまして、その四人の血を引いているのがエルフです。
精霊について詳しいことは宮廷魔法士にでも聞いてください。
彼らは主に長い耳と端正な顔立ちをしており、生命力も高い為奴隷としては一級品ですね。
主に森に住んでいるのでこちらも目にする機会は少ないですが。
あ、あと魔法に優れているのも一つの特徴ですね。
家庭教師(カール)
家庭教師(カール)
そして妖精はエルフと似ているのですが、「精霊の部下である人間」のことです。
彼らは精霊から特別に力を与えられており、それぞれ「火の妖精」「水の妖精」「土の妖精」「風の妖精」と種類が分かれます。
身体のサイズは人間の掌に収まるほど小さいですが、虫のような羽と飛ぶたびに舞いちる魔力を帯びた鱗粉のせいで捕獲は困難ですね。
ただ売ると火の元になったり水に困らなくなったり簡単に家が建てられたり帆のついた船を進めたりといろいろ役立つのでこちらも奴隷として役立ちますね。
ただ妖精については精霊の部下ではなくただの虫のハーフだとも言われております。
まぁ見目がまんま虫ですしね。
オーネ(オルガリネ)
オーネ(オルガリネ)
…カールってさ
家庭教師(カール)
家庭教師(カール)
はい、何でしょう?
オーネ(オルガリネ)
オーネ(オルガリネ)
最初は人のいい好青年かと思ったら、意外と何でも奴隷にしたり人間を売る考えにいくよね。
家庭教師(カール)
家庭教師(カール)
金になりますからね
オーネ(オルガリネ)
オーネ(オルガリネ)
はぁ…
オーネ(オルガリネ)
オーネ(オルガリネ)
呆れた。
家庭教師(カール)
家庭教師(カール)
おや、心外です。
オーネ(オルガリネ)
オーネ(オルガリネ)
この世界には道徳の授業ないの?
家庭教師(カール)
家庭教師(カール)
ドウトク?食べ物ですか?
オーネ(オルガリネ)
オーネ(オルガリネ)
違うわよ。謎に喰い意地張らないでよ。
オーネ(オルガリネ)
オーネ(オルガリネ)
そんなんでよく家庭教師になれたわよね。
家庭教師(カール)
家庭教師(カール)
才能ですかね?
オーネ(オルガリネ)
オーネ(オルガリネ)
茶化すな
オーネ(オルガリネ)
オーネ(オルガリネ)
まぁいいわ、その調子だとさっきの情報もホントか分からないし。大きくなってから直接見てみるわ。
家庭教師(カール)
家庭教師(カール)
行ったら後悔しますよ?
オーネ(オルガリネ)
オーネ(オルガリネ)
なんでそう言い切れるのよ。
家庭教師(カール)
家庭教師(カール)
さぁ、何ででしょうね?
オーネ(オルガリネ)
オーネ(オルガリネ)
うわっ変なところで不気味さ出さないでよ。
オーネ(オルガリネ)
オーネ(オルガリネ)
教えないと解雇するわよ?
家庭教師(カール)
家庭教師(カール)
僕の雇い主は貴女ではなく皇帝陛下なので無理ですね。
オーネ(オルガリネ)
オーネ(オルガリネ)
チッ
家庭教師(カール)
家庭教師(カール)
諦めてください。どうせ行けません。
オーネ(オルガリネ)
オーネ(オルガリネ)
…カールのそういう、変なとこで含みのある言い方するのホント嫌い
家庭教師(カール)
家庭教師(カール)
おや、ありがとうございます。
オーネ(オルガリネ)
オーネ(オルガリネ)
褒めてないんだわこれが
家庭教師(カール)
家庭教師(カール)
あら残念。
オーネ(オルガリネ)
オーネ(オルガリネ)
さ、もうすぐ終わりよ。帰った帰った
家庭教師(カール)
家庭教師(カール)
おや、辛辣ですね。僕悲しくて泣いちゃいますよ?
オーネ(オルガリネ)
オーネ(オルガリネ)
アンタが泣くところ想像できないんだけど。是非見せてもらいたいものね。
家庭教師(カール)
家庭教師(カール)
僕あなたのそういう他人の不幸は蜜の味!みたいな性格好きですよ。
オーネ(オルガリネ)
オーネ(オルガリネ)
うるさい。帰れ。今すぐ帰れ。帰らなかったら死刑
家庭教師(カール)
家庭教師(カール)
あぁ怖いですね。では少し早いですがここでお暇させてもらいましょう。また明日、ですね。
オーネ(オルガリネ)
オーネ(オルガリネ)
来んな
家庭教師(カール)
家庭教師(カール)
残念、行きます。契約なので。
オーネ(オルガリネ)
オーネ(オルガリネ)
チッ
2回目の舌打ちを僕がした直後にカールは部屋を出ていった。

いつか絶対引っぱたいてやる。