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第23話

皇女宮を探検しました(前編)
あ〜…

外で遊びたい…

走り回りたい…

なんだよもうこれ監禁じゃん

僕生まれてからこの方誘拐のとき以外ずっとここで過ごしてんだけど

信じられる?こんな仕打ちさぁ。

前世の友達が言ってたぞ、子供は元気に遊んでなんぼだって。

それなのに部屋ン中走り回ったら怒られるし外行く許可もくれないし。

ほんとひどいよねこれ。

はぁ〜…

どうしたら行かせてもらえるかな…

せめてこの部屋から出て皇女宮を探検できたらいいなぁ…

…よし、レーナさんに頼み込むか。

僕はもうあのときとは違う。語彙力だって前よりあるし、なんとか言いくるめれば…
レーナ
レーナ
駄目です。
オーネ(オルガリネ)
オーネ(オルガリネ)
そういうとおもった
レーナ
レーナ
分かってるなら言わないでください。全く…以前にも説明したでしょう?もう少し大きくならないと駄目です。
オーネ(オルガリネ)
オーネ(オルガリネ)
でもこうじょきゅうくらいならいいじゃん。
レーナ
レーナ
駄目です。また不敵な輩が現れたりしたらどうするのですか。
オーネ(オルガリネ)
オーネ(オルガリネ)
そいつらからわたしをまもるのがごえいなんじゃない
オーネ(オルガリネ)
オーネ(オルガリネ)
れーなはかほごすぎるんだよ。
レーナ
レーナ
ったくもう…駄目ったらだめです!
ッチ…

変なとこで頑固だなこの人…
オーネ(オルガリネ)
オーネ(オルガリネ)
へ〜…あるじのいうこときけないんだ。
レーナ
レーナ
うっ
オーネ(オルガリネ)
オーネ(オルガリネ)
かりにもわたしがあなたのあるじなのに?そのあるじのいうことがきけないの?
オーネ(オルガリネ)
オーネ(オルガリネ)
べつにごえいをつけてくれればいいじゃない。
オーネ(オルガリネ)
オーネ(オルガリネ)
それともわたしのへいしはそんなにざこいの?
レーナ
レーナ
う〜…皇女様ったら一体どこでそのような言葉を…
レーナ
レーナ
…はぁ…このまま口論していても埒が明きませんね。
レーナ
レーナ
分かりました。皇女宮を探検することを許可しましょう。
オーネ(オルガリネ)
オーネ(オルガリネ)
やった!
レーナ
レーナ
その代わり!ちゃんと護衛付きで行ってもらいますよ。これは最低条件です。
オーネ(オルガリネ)
オーネ(オルガリネ)
わかった!
よっしゃァァァァァァ!!!

これで探検できる!
レーナ
レーナ
護衛…そうですね。近衛騎士団長にお願いしましょう。
レーナ
レーナ
只今呼んできますので、皇女様はお付きのメイドと共に行く準備をなさってください。
オーネ(オルガリネ)
オーネ(オルガリネ)
うん
──数分後──
近衛兵士長
近衛兵士長
第三皇女様、失礼いたします。
近衛兵士長
近衛兵士長
これより第三皇女様が行かれる散歩の護衛を勤めさせていただきます。バルダスと申します。
近衛兵士長
近衛兵士長
何か御用があれば何なりとお申し付けください。
オーネ(オルガリネ)
オーネ(オルガリネ)
よろしく!
近衛兵士長
近衛兵士長
ヴッカワイイ…ごほん、よろしくお願い致します。
…あれ。意外とこの人僕にメロメロなのかな?

まぁいいや。散歩に出発だ!
ギィ…バタンッ
おおおおお!

廊下がひろい…

何だこれ廊下でこの面積ならもうショッピングモール何件建つんだよ

僕が調べたところによると、皇子は専用の宮殿、皇女は『皇女宮』と呼ばれる皇女専用の宮殿で過ごすらしい。

だからこの宮殿にはリアドネもいる。

とはいえたった二人のためにこんな面積を…ちょっと申し訳なくなるな。

っと、こんなところでのんびりしてたら時間が勿体ない。

まずは…そうだな、右から見てみようか。

うわ凄い僕の部屋がアレな時点で想像はしてたけどやっぱりスケールがでかい

ドアもまるで魔王が住んでるのかと思うくらい大きいし。

あれかな。僕が小さいからそう見えるだけなのかな。

え〜っとこの場所は…『資料室』か。

僕の部屋にも本は大量にあるが、ここはどうなっているのだろうか。
ガチャッ
うわっすっごいな

一面書物でうもれてる

皇女の住む場所なだけあってキレイに整理されているが、中には少し古ぼけた本も確認できる。

結構年季入ってそうだなここ。

次は…なにこれ、大浴場…?

部屋にも風呂はあるのに、必要あるのかな。

ここも覗いてみようか。

…うわぁ…

急に世界観変わった気がする

いや装飾とかは豪華さを保ってるんだけどね。

それでも否めない日本の温泉感…

なぜ皇女宮に温泉があるのだろうか。

考えても仕方ないな。

おっあそこにも部屋があるじゃないか。ちょっとあそこも覗いてみよ───





                  後編に続く