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第71話

武闘士の大会を見てみました
どうもみなさん。先日晴れて14となった、僕です。

突然ですが今日は武闘士同士の大会に行きます。めんどくさ。

10歳の頃、一度ソケアー大会を観戦したことはある。

その頃はこの世界のスポーツの概念を知ってwktkしていたあまちゃんだったわけだが。

世界は広かった。

いや、まぁそれはそうだよな。戦える2つの種類があるなら当然そういうのあるよな。僕の想像力の低さの問題だ。

だからといって、誰がその試合の観戦に強制参加させられると思えるんだよ。

何?社会勉強?知るかんなモンふざけんな

誰が悲しくて武闘派共の暑苦しい試合見なけりゃいけねぇんだよこちとら思春期女子だぞ

しかも僕にこの仕事依頼してきたのリアドネだから余計に断れないんだよな…

まぁそれはそれとして。当然拒否権すらなく強制参加な訳です。

さぁここからは実況していこう。

エー、ただ今僕の眼下には暑っ苦しい肉体美をパンイチでこちらに見せつけてくる美マッチョ共が大量発生しております。

そのお股のモッコリが男らしさを格上げしていると思われます。しまえ。

え???何???なんで僕こんなのに巻き込まれてんの???解せぬ

お〜っと。試合開始のゴングがなりました。

これまたプロレスのような鐘の音が響き、両者取っ組み合います。

一人はハゲのマッチョおっさん。そして相手は…ん?青白髪…?

透き通ったブルーの目に青味がかった白髪を持つ20代後半の男性…マッチョとは違うが、それでもスラリとした体躯に鋼鉄のような筋肉がまとわりついている。こいつ…強い!

いや茶番は置いておいて。え??完全に特徴が皇族のそれなんだが???

普通に顔は上半分だけマスクで隠されているが、服だとか、溢れ出る気品だとか。少なくとも一般人ではない。

しかもそこに白髪と青目。

ここで感のいい皆さんはおわかりだろう。今まで僕が得た情報を照らし合わせると、こいつ…

シャンドール帝国第一皇子、ハイクス・マラ・シャンドール

…いや、断定するのはまだ早い。

でも、もしリアドネがわざわざ僕にこの仕事を与えたのがこれが目的だったとしたなら?

なかなか第三皇子と第一皇女以外の血族に会えない僕に、一番上の兄、第一皇子と会う機会を与えてくれたのだとしたら?

あの弟妹大好きな姉のことだ。多分弟妹の願いは何でも叶えてくれるだろう。

…あぁ、そういえば。一週間くらい前、久しぶりに姉と会えたとき。

僕が少し零した、「私他の兄弟に会いたいんだけど。」という言葉。

その翌日だったか。僕がこの依頼を受けたのは。

…いや、こういうのはもう気づかないふりをしたほうがいいだろう。

何食わぬ顔で帰って、姉に何か言われたらそれに素直に答えればいい。

さて、僕がウンウン考えているうちに試合はもう進んでいる。

白髪の男は傷一つおっていないのに対し、マッチョの方はもうボロボロだ。

白髪の男、やはり強いな。汗1つかかずに、最小限の動きで相手に大ダメージを与えている。

それでも無駄に目立つ股間に攻撃を入れないだけまだ慈悲深い。

結局試合は白髪の男の優勝。姉からの事前知識でこうなることは予想できていたが、それにしても呆気ない。

いや、本当はバッタバッタと薙ぎ倒されていた選手たちもかなりの実力者なのだろう。白髪の男が桁違いすぎた。

さて、これ以上長居するのも良くない。そろそろ席を立って帰ろう。



「あの白髪の男、一体何者なんだろうな。」

「あまりにも強すぎる。」

「噂じゃあいつ、イカサマしてるらしいぜ。」

「俺、あいつが緑の髪の男と会ってるの見た。」

「きっと薬か何かやっているんだ。」



聞こえた噂話は、聞かないふりをした。
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↑作者の友人が投稿している小説です。

リリア様の妹のお話。愛され。

普通に面白いので読んでみたらどうでしょうか。

宣伝失礼しました。