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第69話

幕間 たまには暇も良いものでした
う"あ"〜〜〜〜

暇だぁ…だがこの暇さがまたいい…

最近は毎日執務だの旅行だの忙しかったからなぁ…

一日こうしてだらけていられるのなんていつぶりなんだろうか。

それにしても不思議なものだ。赤子の頃はあれだけ忌み嫌っていた『暇』が今この時はこんなにも至福に感じるなんて。

そこら辺り調べ上げて論文にでも発表したら一躍大スターじゃないか?僕。

よし、決めた。僕は今日一日、食事とお風呂とその他諸々以外では決してベッドから離れない。

フカフカの布団が心地良い…これが布団…これがベッド…

多分前世の僕なら思いっきりマットレスの上でジャンプしたりして遊んでたんだろうな。

はっきり言って今このときでもそれをやってみたいが、僕は今それに対する好奇心よりも疲れの割合のほうが大きいためやる気はない。

そもそもそんな事をしたらレーナにこっぴどく叱られることは目に見えている。もしそれで罰だなんて言って仕事を増やされてしまっては大変だ。

ドア付近にはお付きのメイドたちがズラリと並んで整列している。よくやるなぁ。

その中には昔から見知ったうるさいメイド…そういえばあのメイドたちが静かになったのはいつからだったかな?

それこそ生まれたての頃は僕に吹き付けられる賞賛の嵐に困惑していたものだが、それもいつしかなくなって僕は安眠を手に入れた。

…まぁ、いいか。どうせレーナにでも叱られたのだろう。

考えてもわからないものは考えないのが一番だ。

興味を持たなければ気になって夜も眠れない、なんてことにもならない。

レーナは今いないようだ。大方僕の代わりに仕事でも押し付けられたか?

最近の仕事の量は頭がおかしい。

明らか10歳の子供にやらせる内容じゃないだろ。頭狂ってるのか?

いくら僕が天才で知的で容姿端麗ですごい皇女だからといって、上層部は僕が十歳だということを忘れてはいないだろうか?

なんで僕みたいな子供に国家予算の調整やら街の整備計画やらやらせんだよ

『信用している』といえば聞こえはいいが、これは明らか面倒なやつを僕に『押し付け』ているのではないか?

ちゃんとした説明もないままいろんな仕事を任されて、僕がミスをしたら困るのは上層部だと言うのに。

僕が精神年齢大人で良かったな?上層部共

全くもう。僕はこの世界で超快適皇女ライフを楽しむはずだったのに。

僕が大人になったら上層部共に無茶振りしてやろう。そうしよう。




その後寝て起きたらいつもの倍の量の仕事が用意されていた。解せぬ。