第9話

重岡side
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2018/04/26 15:41
重岡
あのっ!お願いします!神山は体力がないんです!
強く言って頭を下げた。

そしたら、思いっきり睨まれて、
「」
いい加減にしろよ。あいつはな、怠けてるだけだ。お前らだって同じだろ。

病気なんてな、ただの甘えや、甘え。
繰り返してゆっくり言われる言葉に、どうしようもない感情になった。
流星
いや、待ってや!甘えとかそんな・・!
冷静さを失った声が響いて、こっちに向かってきた流星を止めて、もう1度ちゃんとスタッフさんと向き合う。

重岡
神山は、体力がないんです。甘えてるとか、怠けてるとか、そんなこと言えるのは神ちゃんのことをちゃんと知らないからです。

これ以上続けたら・・・神ちゃん・・倒れてまう・・。

やから・・お願いします。
頭を深く下げた。



これで何かを言われて、最悪撮影がダメになっても、


そんな覚悟はできてる。




撮影より、

仕事より、




仲間の方が大事や。




僕は7WESTの最年長なんや。




しっかりせなあかん。

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