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第26話

#23.
トサッと勝己が手にしていた花が床に落ちた。
月夜(なまえ)
月夜あなた
あ...
落ちた花に目をやっているとギュッと抱き締められた。
月夜(なまえ)
月夜あなた
ちょっと、どうしたの?
爆豪勝己
爆豪勝己
思い出したのか?
耳元から聞こえてきた言葉。



その言葉を一度息を飲む。
月夜(なまえ)
月夜あなた
どうだろ...わかんない
ねぇ、今勝己は何年生?
爆豪勝己
爆豪勝己
は、...?高一......
私の訳の分からない質問に間抜けな声を出した。



が、その後にちゃんと答えてくれた。
月夜(なまえ)
月夜あなた
そっか......あのね、
驚かないで、聞いて欲しいんだけど
月夜(なまえ)
月夜あなた
今の私の記憶...中2の終わり頃から抜けてるの
その言葉を聞くと抱き締めていた腕を解いて目を合わせた。
爆豪勝己
爆豪勝己
どういうことだよ...
月夜(なまえ)
月夜あなた
中2までの記憶はあるんだけど...その先が思い出せないの
1年くらいかな?どこかで、何かをしていた気がするの
勝己はハッと息を飲んだ。
月夜(なまえ)
月夜あなた
ねぇ、知ってるんでしょ?
教えて、私のしたこと、全部



✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼



〜爆豪side〜
月夜(なまえ)
月夜あなた
ねぇ、知ってるんでしょ?
教えて、私のしたこと、全部
真っ直ぐな瞳。



でも震えている肩。





記憶をなくしたことは怖いはずなのに...



向き合おうとしている。





話すしかないと思い、深く息を着き、話し始めた。





中3に上がると同時に姿を消したこと。



その間、あなたは敵連合に所属していたこと。



高1の途中、雄英高校に潜入捜査目的で転校してきたこと。



林間合宿で敵連合に回収されたこと。



救出作戦で俺らが病院へ連れてきたこと等...



事の一端を話した。
爆豪勝己
爆豪勝己
あなたが敵だった時に何を仕出かしたのか、俺は知らない
特にニュースにはなってなかったからな
月夜(なまえ)
月夜あなた
そっかぁ...私、敵連合になってたんだ
あなたの目が靄がかかったように暗くなった。
月夜(なまえ)
月夜あなた
多分ね、私。人、殺したことあるよ
その言葉に目を見開いた。
爆豪勝己
爆豪勝己
んでッ、わかんだよ...
月夜(なまえ)
月夜あなた
感覚が...覚えてるんだよ
右手を寂しそうな目で見つめてグッと握ってゆっくりと開いた。
月夜(なまえ)
月夜あなた
あの感触を...
快感を...
爆豪勝己
爆豪勝己
おい!
何かいけない事を思い出しているような気がして声を張り上げた。
月夜(なまえ)
月夜あなた
っ!
ハッとしたように目にハイライトが戻った。
月夜(なまえ)
月夜あなた
ごめん、今は人殺したいなんて思ってないよ?
爆豪勝己
爆豪勝己
......ならいい
それだけ言ってまたあなたを抱き締めた。
✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼



〜あなたside〜



再び勝己に抱き締められた。



と、思ったらすぐ側から鼻をすする音が聞こえた。
月夜(なまえ)
月夜あなた
泣いてる?
爆豪勝己
爆豪勝己
っいてねぇ!
強がりな言葉。



少し震えてる。





ぎゅうっと腕に力が込められる。



それに答えるようにそっと抱き締め返した。