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第24話

#21.
それは、昔の記憶だった。










4歳未満の時、勝己、出久、私の幼馴染み3人で仲良く遊んでいた。



子供らしいヒーローごっこをして。



まだ子供なのにヒーローネームを考えたり、必殺技を編み出したりと毎日を満喫して過ごしていた。





が、しかし。



勝己は4歳になると"爆破"という"個性"が発現した。



そして発現したと同時にどこか人が変わってしまった。





私も"月"という"個性"が発現した。





にも関わらず、出久には"個性"が発現しなかった。



"無個性"というらしい。





中学に上がるにつれ、勝己は出久を今まで以上に虐めるようになった。



もちろん、それを見かけたら止めに入った。





それもあり、女子よりも幼馴染みと仲良くしているのを気に入らなかった女子たちが私を虐めるようになった。



最初はどうでもよかった。



虐めなんて幼稚なこと、やって何が楽しいのか理解し難かったから。





だけど虐めは段々とエスカレートしていき、徐々に私の精神を蝕んでいった。





もう嫌だ。



逃げ出したい。



先生も親も虐めを見て見ぬふりをする。



そんなのおかしい。



先生は虐めを止めるものでは無いのか。



善を、明るい未来を生徒に教えてあげるものでは無いのか。



ヒーローですら、私の顔に痣があるのに気付きながら無視をした。



勝己も出久も虐めに気付いてない。



意味がわからない。



そんな者、ヒーローじゃない。



嫌いなものを、気に食わないものをぶっ壊したい。



こんな、偽善者にありふれた世界を____。



でも、私にそんな力はないからいっその事、死んでやろうと思った。



そんな時、彼が現れたんだ。

























































      "じゃあ、一緒に壊そうよ"