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第25話

#22.
ゆっくりと瞼を持ち上げると明るい光が飛び込んできた。



視界は真っ白。



体を起こすとそこはベッドの上。



そして"病院"独特の消毒液の匂い。





──────病院?





あれ、私は何をしているんだろう。



私は、死のうとしてたはず・・・・・・・・・じゃ...



いや、違う。



私はもっと生きていた・・・・・・・・・・



何か、大切な記憶が抜けている。



中学の時、虐められて、私は死のうとした。





そこまでは覚えているのに。



そこから先が思い出せない。





目を泳がせていた時。



静かな病室にノック音が響き、消えていった。





ガラッとドアがスライドし、現れたのは____


月夜(なまえ)
月夜あなた
勝己・・...?
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〜爆豪side〜





神ノ区事件で切島たちが俺を救出しに来た時、まだ意識を失っていたあなたを抱えていった。





あの事件から3日。



未だ昏睡状態のあなた。



今日も見舞いのため、花束を持って病院へ向かった。










コンコンとノックをするも返ってこない返事。



それが日常と化している。





ガラッとドアをスライドさせると横たわっているはずの少女が上半身を起こして外を見つめていた。



信じられない光景に目を見開いているとパチッと視線が合わさった。





そして大好きだった柔らかく穏やかな声で
月夜(なまえ)
月夜あなた
勝己・・...?
そう、下の名前を呼んでくれた。