及川「ずるいっ!及川さんも抱きしめたい!」
『あ、どうぞ。』
「「「「え」」」」
『ほら、国見行ってあげなよ』
国見「やだ」
及川「なんか振られたみたいになってるけど?
違うからね!?抱きしめたいのは
あなたちゃんだからね!?」
『あ、そうなんですか…?』
及川「え、良いの!?」
『岩泉先輩とかなら良いですけど…及川先輩は…』
またもや、デジャブ。
先輩含め、4名が私の発言に吹き出した。
花巻「じゃあ俺はー?」
『………まぁ、場合によります』←
花巻「なんでだよ」←
『いや…下心が見えないときで…』←
松川「お、意外。下心とかわかんないと思ってた」
『分からないからですよ!檸檬ちゃんに、
「なるべく異性に触られないように!」って
言われてるので!檸檬ちゃんの言うこと聞くので!』
逢沢「先輩方が無闇矢鱈にあなたちゃんに
近づくからですよ!当たり前です!!」
花巻「…………じゃあ、頭撫でてやる」←
『いきます!』即答
逢沢「ちょっ!?あなたちゃん!?」
『あ、その……花巻先輩に頭撫でられると
ホワホワするのが好きで………』
「「「「!!」」」」キュンッ
松川「(俺も今度撫でようかな…)」
岩泉「俺も後で撫でてやる…」
『ほんとですか!?』
「「(((やっぱり岩泉なのかよ)))」」←
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。