まだ機嫌の悪い白布先輩は置いておいて、
チーズケーキを完食した私。
瞬間、ピンコーンと通知音が鳴った。
『あれ?私……?』
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うん。いつから檸檬ちゃんはウサギになった…?
まぁ!可愛いけど!←
天童「誰からダッタノー?」
『あ、檸檬ちゃんです!…分かります?』
五色「もう1人のマネージャーか!」
『そうそう!!すっごく可愛い子!!』
ふふっと思わず笑みを零した。
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可愛いなぁ……もう……
『私、そろそろ戻りますね。
ウサギさんが悲しんでるので』笑
大平「まぁ、明日もどうせ会えるしな」
『え?』
「「「え?」」」
『合宿だから会えるとは思いますけど…』
白布「なんだよ…」
『いや、あの………』
『多分、担当違いますよ?
マネは回していきますから…』
「「「「…………」」」」
『いや、悲しんでくれるのは嬉しいですけど!』
五色「…………」
『〜!も、もしかしたらってこともありますから!
それに、自主練とかなら手伝いますし!』
牛島「…やっぱり、白鳥沢に来い」
『行きません!!』
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。