ダダダダダダ………と、檸檬ちゃんのところへ行き、
走りながら飛びつく。
『檸檬ちゃーんっ!!』泣
逢沢「え!?どうした!?」
『みんなが酷いぃぃぃぃぃぃぃ!!』
ギューッと抱きしめて、ほんわかしたら。
少し落ち着いた。
もしかすると、檸檬ちゃんは精神安定剤なんじゃ…←
『檸檬ちゃん大好きー!!』
逢沢「……なら、付き合う?」
『え、私、女の子同士は………(汗)』
逢沢「ん?………私、いや、俺男。」
『え、は?んん?!』
は!?え!?
『なんの冗談!?』
逢沢「いや、ほんとだよ?」
え、檸檬ちゃんが男………?
いや、この可愛さは?
『えと、及川先輩が好きって……?』
逢沢「あ、それは檸檬」
『ん?……え、スカートは?』
逢沢「趣味……?」
『え、どゆこと……?』
逢沢「いや、今日は檸檬が熱出したから…」
『え?え?』
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。