第137話

「腑に落ちない…」
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2020/07/27 03:38



『よしッ!今日も1日練習しますよー!!』

「「「「おー!!」」」」

今日の担当する高校と言うと………


















「やーっとあなたちゃんが来たね〜」

『相も変わらずその胡散臭い性格ですか、
トサカヘッドさん。』

黒尾「あれ?!なんか悪化してね?!」

『なんのことですか…』

黒尾「あなたちゃんって、
俺の事好きなんでしょ〜?」

『"嫌いじゃない"って言いました』←









"素直じゃないな〜"

なんて言うトサカヘッド←

十分素直じゃないですか。













「今日はよろしくね、あなた」

『研磨くん…!うん、頑張ります!』

黒尾「研磨との対応違いすぎだろ〜」

『研磨くんは黒尾せんぱ……んん"
トサカヘッドとは違いますもん』

黒尾「言い直す必要あった…?」


















『ところで………あの………』

黒尾「あ、山本か?」

自己紹介の時に、名前は知ってるけど…

山本猛虎先輩。確か2年生だ。

潔子先輩繋がりで、

西谷先輩と田中先輩と仲良くなった人。

だけど……















『何故あんな隅にいるんですか…?』

端にいるのが好きなのかな…?

いや、でも!

見た目からしてクラスの中心にいそう!

黒尾「山本は……」

『話しかけに行ってきます!』

黒尾「え、あ、ちょ…」












『山本先輩!』

山本「!!」

『?』

話しかけた瞬間、プシューと顔から湯気を出し、











倒れた











『え、あ、え…………ちょッ黒尾先輩!!!!』

黒尾「あー…いつものことだ、うん。」

『え、………何か病気ですか…?』

黒尾「クッ……………いや、まぁ、そんな感じ……」

何故笑ったの、黒尾先輩←




黒尾「まぁ、放置しとけ」

そう言ったけど、流石に選手を倒れたまま放置って…






















山本「んん………」

『あ、目覚めました?』

山本「!?」

『あー…ちょ、落ち着いて下さい!!
私、女子ですけど女子扱いとかされないので!』

いや、自分で言ってて悲しいけどッ!

研磨くんから聞いたら、

山本先輩は女子が好きらしい。

が、女子と話すと緊張しすぎてしまう…のだそう。

まぁ、ともかく私は女子じゃないことを伝えれば…

あれ?私は女子だよね?

………自分で訳分からなくなってきた……













『えー…まぁ、女子…?じゃないと思うので、
普通に後輩と話すみたいに話してやって下さい!』

日本語可笑しいけど、もう良いや!!←

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