赤葦「そうですね〜、名前で呼んでもらってます」
先輩B「小泉さんって、
名前呼びしませんよね!!」
先輩A「キュンキュンですねー!!」
『フガッ』
国見「…あなたは俺も名前だよね?
ほら呼んでみてよ"あきら"って」
いや、ちょっと待てよ国見。
呼んであげても良いけど、まず否定してくれない?
私と京治くんはそういう関係じゃないです!
あ、やっぱ無理だ、喋れないから呼べません←
先輩A「さ、三角関係!?」
先輩B「これはビックニュースを上回る
ウルトラニュースよ!!!!!!」
"ウルトラニュース"ってなんだよ、
地味にカッコイイな←←
「なになに〜?なんの話し〜?」
うわ、また余計な奴が←←
先輩AB「「及川先輩!!!!」」
あ、及川先輩を先輩呼びするってことは、
この新聞部の先輩たちは2年生なのか……←
及川「あなたちゃんの取り合い〜?」
『フゴッフガッ』
※(そんなんじゃないです)
及川「及川さんも混ぜてよ〜」
『フゴガッ』
※(来なくて良いです)
「おいドリンク………って、誰だ?」
『フゴガゴガッ!』
※(しらす先輩!)
白布「なんか馬鹿にされた気がする」
『ブゴガ』
※(気の所為じゃ?)
いや!京治くんいい加減離してよ!!
赤葦「ッ痛」
思いっきり足を踏んでやった←
『京治くん、いい加減にしてください!
何遊んでんの!?』
先輩A「"私を弄ばないで"ということ!?」
先輩B「小泉さんは遊ばれて…!?」
『だー!!!!違いますからッ!!!!』
先輩A「幼なじみなのね…」
ようやく事情が説明できた←
先輩B「なんだ…記事に出来ないじゃない……」
『す、すみません…(?)』
あれ、なんで謝ったんだろう…←
一之瀬「一瞬あなたちゃんに彼氏が
出来ちゃったのかと思ったよ……」
『んー…私もリア充になりたいけどね』
「「「「「「え」」」」」」
『え?』
先輩AB「「"小泉さん彼氏募集中!?"」」
先輩A「今回の記事はこれで決まりね!!」
先輩B「一之瀬ありがとう!!」
一之瀬「いえ!!次の記事では、
あなたちゃんの彼氏は
私だと書いてください」←
『ごめんね、同性愛者じゃないのよ』←
というか、別に彼氏募集してるわけではない!!←
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!