西谷「あなた!!もっとこうだ!!」
"こう!!"と言って、言葉の説明ではなく、
自分がやってみせる西谷先輩。
私、感覚派じゃないんですが!!←←
『こ、こうですか!!』
西谷「違う!!こうだ!!」
『こ、こう!!』
西谷「そうだ!!それだ!!」
うっ…教えてくれるのは有難いです…。でも、
もう少し分かりやすくしてほしい!!
菅原「それは無理だべ〜」
『なんでですか?』
菅原先輩に相談してみたnow←
菅原「それは、西谷が──────────」
菅原「勉強に関してはダメダメだからだべ…」
苦笑いしながら言う菅原先輩を見て、
そこまでなのか…と苦労を知った気がする…!!
『飛雄も…ですよね…』
ふと、烏野と言えば…で思い出した、
先程から翔陽と揉めている飛雄。
菅原「あぁー…だべ。」
影山「ちっげーよ!!日向ボゲェ!!」
日向「うぁー!!うっせー!!」
仲良いんだか、悪いんだか…あ、良いんだわ←
『お互い、大変ですね』
菅原「…お疲れ様…」
『菅原先輩もお疲れ様です…』
あはは…と先程からお互い苦笑いばかり。
仕方がない。←
『飛雄ー!!』
影山「??」
『次のテスト前、勉強見てあげるから!!』
影山「勉強…………」
『嫌そうな顔しないっ!!』
影山「…うっす…」
『翔陽も!!』
日向「ゲ」
『"ゲ"じゃない!!
先輩たちに迷惑かけない!!』
影.日「「はい…」」
『あ、月島くんも手伝ってよ』
月島「は?」
『え、だって頭良さそうでしょ?』
山口「ツッキー頭いいよ!!」
『やっぱり?』
月島「余計なこと言わないデヨ」
山口「ごめんツッキー!!」
月島「山口うるさい」
山・私「『ごめんツッキー!!』」
月島「うるささ倍増…」
あら、ため息つかれた…
月島「まぁ、別に教えてやっても良いけど」
『ほんと!?』
月島「君だってそんなに頭良さげに見えないし」
影山「何言ってんだ?あなたは
今まで1度も学年1位落ちてないぞ?」
『いや、1回落ちてるから』←
月島「嘘でしょ…??こんなのが…??」
『ちょっ!?こんなのって何さ!!』
月島「こんな馬鹿そうなのが…」
『わざわざ言い直すなよ!!』
翔陽には"スッゲー!!スッゲー!!"
と言われたので、でっかくピースしてやった。
ドヤっ←←
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。