『あの…牛島先輩って、
もしかしなくても、方向音痴ですか…?』
いや、そんなこと聞いちゃいけないっ!
って言うんだろう?
それは、しょうがない……←
だって、
『さっきから、同じ道…来てませんか…?』
この周辺を彷徨いてるだけなんだもん!
牛島「……お前は分かるのか」
『分かりません…けど、流石に
同じ道通ってることは分かります』←←
牛島「……迷子じゃ…」
『分かりましたから!!』
何なんだ!天然か!←天然です
『よし、勘で進みましょ……』
「あー!いたいた!」
『?』
「若利くんはっけーん!!」
なんだか、黒尾先輩みたいな髪型の人←←
いや、赤いから違うかな……
牛島「天童か…」
「あれー?そっちの子は〜?」
『あ…青葉城西高校、1年マネージャー、
小泉あなたと申します。』
「あー…迎えに来てくれようとしてた系か…」
『その……牛島先輩と一緒に、迷子なんでs…』
牛島「俺は迷子じゃない…」
「はいはい」
あ、この人、牛島先輩の扱いに慣れてる人だ…!
『梟谷に戻りたいんですが、道が…その…』
「ン!コッチダヨ〜」
『ありがとうございます!』
「というか、右に曲がってすぐネ」
『え"』
及川「あなたちゃーん!!」泣
岩泉「何やってんだよ…」
『すみません………』
戻った瞬間にお説教が待っているという…泣
『あ、そういえば名前…』
赤髪の人の名前知らない!!←
「ン?俺〜?天童覚ダヨ〜
覚先輩♡って呼んでネ〜」
『はい、覚先輩かっこはーと』
天童「口で言うタイプか……」
『あはは…』
いや、恥ずかしくて言えませんから。
ハートとか、語尾に付けないし←←
え?女子力?…………気にするな!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!