第103話

「ジャパン」
20,608
2020/06/02 04:44

『あの…牛島先輩って、
もしかしなくても、方向音痴ですか…?』

いや、そんなこと聞いちゃいけないっ!

って言うんだろう?

それは、しょうがない……←






だって、















『さっきから、同じ道…来てませんか…?』

この周辺を彷徨いてるだけなんだもん!





牛島「……お前は分かるのか」

『分かりません…けど、流石に
同じ道通ってることは分かります』←←

牛島「……迷子じゃ…」

『分かりましたから!!』

何なんだ!天然か!←天然です












『よし、勘で進みましょ……』

「あー!いたいた!」

『?』

「若利くんはっけーん!!」

なんだか、黒尾先輩みたいな髪型の人←←

いや、赤いから違うかな……

牛島「天童か…」

「あれー?そっちの子は〜?」

『あ…青葉城西高校、1年マネージャー、
小泉あなたと申します。』

「あー…迎えに来てくれようとしてた系か…」

『その……牛島先輩と一緒に、迷子なんでs…』

牛島「俺は迷子じゃない…」

「はいはい」

あ、この人、牛島先輩の扱いに慣れてる人だ…!

『梟谷に戻りたいんですが、道が…その…』

「ン!コッチダヨ〜」

『ありがとうございます!』

「というか、右に曲がってすぐネ」

『え"』














及川「あなたちゃーん!!」泣

岩泉「何やってんだよ…」

『すみません………』

戻った瞬間にお説教が待っているという…泣

『あ、そういえば名前…』

赤髪の人の名前知らない!!←

「ン?俺〜?天童覚ダヨ〜
覚先輩♡って呼んでネ〜」

『はい、覚先輩かっこはーと』

天童「口で言うタイプか……」

『あはは…』

いや、恥ずかしくて言えませんから。

ハートとか、語尾に付けないし←←

え?女子力?…………気にするな!

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