『じゃあ、黒尾先輩!
何かすることありますか?』
黒尾「鉄朗先輩って呼ばれたいかな」←
『夜久先輩ー!!』←
夜久「おうよ!」ゲシィッ
黒尾「う"っ」
うん、大分馴染めました←
『犬岡くん!もっと前踏み込んで!』
『研磨くん良い感じ!!』
『芝山くんナイス!!』
『黒尾先輩!右にあと2歩!!…ナイスです!』
黒尾「ねぇ!あなたちゃん何者!?」
『んん?』
黒尾「指示が適切すぎるし…」
『あーっと……趣味で少しバレーをかじってたもので』
夜久「いや、趣味でここまではないと思う…」
『趣味は趣味です!!』
下手に勘鋭いな……
孤爪「あなたって……小学生ナンバー…」
『わーわーわー!!!!』
なんでみんな知ってるの!?
いや、京治くんは置いといても!!
なんでそんなに古いの知ってんの!?
慌てて研磨くんの口を抑える。
『研磨くん、言わないで!!』ボソッ
孤爪「ふぁんへ?」
可愛いな、もう!!←
『り、理由は後で説明します!!』ボソッ
孤爪「ふぁふぁっふぁ」
黒尾「何さー…2人でイチャイチャしちゃって…」
『いや、なんで地味にいじけてんですか』←
孤爪「クロ…キモイ」←
黒尾「ケンメァァァァ!!!」
『うるさいですよ、黒尾先輩』←
夜久「地味にひでぇな」←
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。