『まだ大丈夫です!!頑張ってください!』
日向「うおおおおぉ!!!」
ただいま、烏野対青城を見ています←
逢沢「久しぶりのあなたちゃんだ……」
とか言って私の隣でスハスハしてる変態と、
夏樹「あなたちゃん、正式に俺と付き合おう!」
とか言ってくるチャラ男。
逢沢「ねぇ、会わない間に毒舌になった??」
『会わない間って、2日前にも話してるし…』
逢沢「うん、やっぱり………」
逢沢「毒舌あなたちゃんも良い!!」
あ、コイツだめだ、と思った瞬間←
及川「あなたちゃん!!応援してよ!!」
『私、烏野応援するので!!』
及川「ちょっとくらい良いじゃん!!」
『やです』
及川「…及川さんやる気でないなぁー……」
チラチラと目を合わせてくる及川先輩。
『そうですか……青城なら、
勝ってくれると思ったんですけどね…』
及川「あなたちゃん、それはズルい」
『なんのことですか』←
『翔陽いけぇー!!!』
バシンっと音が響く。
及川「あなたちゃん……ごめんね……」
練習試合とは言え、烏野に負けて落ち込む及川先輩。
『何謝ってるんですか。
烏野が強いのは分かってましたし…』
『かっこよかったですよ?』
及川「……………」
及川先輩はどうやら顔を隠したいようです←
不意打ちに弱いのでしょうか←
及川「うるさいよっ!!もう!!」
『烏野のみなさん、お疲れ様でした!』
ドリンクとタオルを渡しながら言う。
『でも、次に勝つのは青城ですから!』
菅原「大丈夫。俺らも負けないべ!な、大地!」
澤村「あぁ。な、髭チョコ」
東峰「髭チョコじゃないから!!」
『また、次の合宿でも宜しくお願いしますね!』
菅原「まだ、今回の合宿も終わってないべ〜」
西谷「そうだぞ!!練習付き合えよ!」
田中「それイイっすね!!流石ノヤっさん!」
『ありがとうございます!!』
この1日で、どうやら烏野に馴染めたようです。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。