第104話

「デレ期終了のお知らせ」←
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2020/06/02 11:17


『え、待って!?ほんと!?』

逢沢「ほんとほんと!!」

『や、や…!』












『やったー…!!!』

何故私がこんなに喜んでいるのか。

それは、白鳥沢のマネ業の手伝いが決定したからだ!

国見「あなた、白鳥沢の方に行くんだ…」

『何なに〜?デレ期くにみん寂しいの〜??』

ニヤニヤ聞いたのが間違いだったか…

国見「何言ってんの、別にチビ1人いないくらい
寂しくないんだけど。
むしろ静かになって、有難いくらいだけど。」

『…………』←

今までの可愛いデレ期はどこに行ったんだろう…

アレかな…?

反抗期と一緒で、すぐに消えちゃう系?

それとも、今まさに反抗期なのかな??

うん、地味に寂しい………←














『白鳥沢の皆さん!今日は宜しくお願いします!』

天童「あなたチャンがマネなのネ」

『そうですよ〜…覚先輩はーと(棒)』

天童「うわー…驚くくらい棒読みだネー」

『覚先輩はーと…もですよ〜?』

「いや、この会話何…」

『あ、瀬見先輩』

瀬見「何その"覚先輩はーと"って…」

『覚先輩はーとが、そう呼んでって…』

天童「ンー…ちょっと違うケド…
"覚先輩♡"っていう可愛さを求めてた」

『あ、私に可愛さを求めないで下さい』←

瀬見「十分可愛いと思うけど…」

『瀬見先輩…!好きです!!』←←

天童「あらら?」














『えーっと!改めまして、宜しくお願いします!
青葉城西高校1年マネージャー、
小泉あなたです。精一杯頑張りますので、
何でも頼んじゃって下さい!!』

「ふーん…ドジそうだけど…」

『んん??…失礼な発言しましたね?
白布先輩…!しらす先輩って呼びますよ』

白布「いや、それは素直にやめて」

『私はドジじゃないので!!』

天童「迷子になったケドネ」←

『覚先輩、意地悪です』←

なんだか、初対面な気がしない…

というより、バカにされてない…!?

あー…!イラつく!!

今休憩らしいし、1回良いよね…

良いよね!?←←











『牛島先輩、ちょっとボール使って良いですか』

牛島「良いけど、何するんだ?」

『このイライラを打ち消すんです』←

牛島「…ボールでか??」

あ、天然炸裂中か←











白布「ボール触っても自分に落ちるだけじゃないの」

『いや、失礼極まりないですね』←

人は見た目に寄らないんです!!←











『白布先輩、ボール出して貰って良いですか』

白布「良いけど…」

『あ、ネットギリギリの高めで』

白布「届くの?」

『舐めないでください』←

白布「ん。」

ポンっとボールが出されると共に、

助走し、跳ぶ……

タンタンタタンッ!!

『っ!!』

バシンッ…………テンテンテン……コロコロ…












『はっ……白布先輩!ピッタリでした!
ありがとうございます!スッキリです!』

白布「え…あ、うん…?」

瀬見「いや……」

天童「オンナノコでもそんな威力……」

牛島「……マネージャーなのか……」












牛島「白鳥沢うちに来ないか…」

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