第116話

「女の子扱い」
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2020/06/11 10:29
瀬見「それなら俺らも戻るから、部屋まで送るな」

『えぇ!?大丈夫ですよ!?』

川西「そうだな、女の子だし」

……"女の子だし"………"女の子だし"……

嬉しすぎて脳内でループしております。←











はっ!!

『いや!心配いりません!!
こう見えて(?)私強いんで!!』

白布「確かにナンパされた時のは勇ましかったな…」

『そうなんです!普段女子に思われませんから!』

天童「ダカラ、不意打ちに弱いんダネー」

『ですです!!』

五色「?」




何やら五色は首を傾げて何かを考えてる模様。

『どうした?五色……って、うわぁ!?』

いきなり目の前まで歩いて来たと思ったら、

ヒョイッと軽々私を持ち上げた。

『へ、は?…………ちょっ!下ろして!?』

五色「やっぱり、女子だ。軽い…」

『分かったから!!下ろして!!高いの怖い!』

若干涙目で言うと、渋々下ろした五色……







『いきなりなんだよもう……』

五色「女子に見られないって言うから?」

『そういう意味じゃない!!』

牛島先輩と言い、五色と言い…

『白鳥沢って、天然多すぎですから!!もうヤダ!』

私のこの叫び声は、結構遠くまで響いていたそう。


















『ここで大丈夫です!!』

部屋の少し手前にある、自販機のところまで来て言う

瀬見「そうか?」

『はい!ありがとうございます!
……自主練も程々にですよ?お疲れ様です』

牛島「………付き合ってくれ」

『…?……どこにですか?』

天童「エ……若利クン、どういう意味??」

五色「え!?牛島さん!?」

白布「……!?」

牛島「バレー出来るんだろ?練習付き合ってくれ」

『分かりました!!いつでも言って下さいね!』

白鳥沢の皆さんのこともよく知れたし、

結果オーライかな!!


















瀬見「(告白したのかと思った……)」

川西「(あなたも大概天然だな…)」

天童「(アノ台詞で動揺シナイノモドウナノカ)」

白布「(牛島さんに先越されたかと……)」

五色「(びっくりした……!!)」

大平「(誤解招くな……)」

山形「(何気に俺の台詞少なくないか!?)」←

山形くん、ごめんなさい←←

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