第34話

「国見ちゃんの行動の意図」
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2020/05/21 22:00
『よく職員室だって分かったね…』

国見「荷物って言ったら大体そうでしょ」

『あ、そう。』

男子「あの!あなたちゃんも…国見?くんも、
手伝ってくれてありがとう!」

『いえいえ!また何かあったら言って下さい!』

男子「いやいや、女の子頼るわけにも…!」

『え!?』

男子「?」

『あ、いや……女の子って、
あまり言われないので…/////』

男子「……え、いや、あなたちゃんかわi(((」

国見「行くよ、あなた」

グイッと腕を引っ張る国見。

『えっ、ちょっ!?国見!?
……あ、えと…話の途中ですみません!また!』









『ちょっと…いきなり何なのさ!………国見?』

顔が見えなくても分かる…。

不機嫌だ。それも、ものすごく。

『…………何かあった…?』

これと言って、思い当たる節もなく、

聞くことしか出来ない。

国見「……さっきの先輩と仲良いの…?」

『え?なんで……?』

私にとって、突拍子のないことを聞かれ。

全く意味が分からないのだけれども…

国見「いいから、答えて……」

イライラが増す国見。

『え、さっき会ったばかりだけど……』

国見「は!?それで名前呼び!?意味わかんない」

『えぇっ!?なんで怒ってるのさ??』

いや、意味わからんのはこっちだから!←

なんなの…急に怒って……

国見「だからっ!………あー……やっぱなんでもない」

『は!?……ここまで怒鳴っといて…それはない!』

国見「……いいから、ほら、行くよ部活……」

『え、良くな……はい…』

いつもに増しての圧力に耐えきれず、

反論すら出来ない……。

いや、今回に限っては、私一切悪くないよね!?

むしろ、八つ当たりじゃない!?

私、怒られてる意味が分からないもん!!

なんだっていうんだよ…

私までモヤモヤした気持ちで、体育館へ向かった。

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