及川「分かった!!取り敢えず、
ショートケーキで許して!!」
『……駅前のですか?』
花巻「そこ、高いとこ…」
及川「ゲ」←
『ショートケーキで許すんですから、
良い方ですよ。それとも……
1ヶ月口を聞かない方が良いですか?』
及川「買わせていただきます!!!」←
たまには、反省してもらいたいし……
高いので良いよね、うん。
いくら尾行しただけと言えど、
英太先輩や川西先輩との(あとその他←)
幸せな一時を邪魔されたのだ!
怒って当然!!
というか、牛島先輩って、
初対面の時は想像と違いすぎて
ちょっとアレだったけど、
今となっては良い人だよね、うん。
何故及川先輩は毛嫌いしてるのか……謎←
及川「え、何その眼差し……なんか怖い!!」
『失礼ですね!!及川先輩だけ私にプラスで
ガトーショコラも奢ってくださいよ!!』
及川「そんなぁー!!」
『小文字使っても可愛くないですから!』←
及川「辛辣っ!!」
『もう!私はお茶しに行くので!お帰り下さい!』
逢沢「あなたちゃん……」ウルウル
岩泉「……悪かったな、あなた」
国見「…………………………」←
国見に至っては何か言え←
『はぁー…しょうがない。
檸檬ちゃんと岩泉先輩は奢らなくて良いですから』
逢沢「!?なんで!?」
え、なんでそんな悲しそうに??←
逢沢「(あなたちゃんと出かける口実が…)」
『すみません、ゴミ捨てて来たので』←
ガチで捨て犬状態(及川先輩だけ)
白布「あ、あぁ…うん」
瀬見「お疲れ様…?」
『ありがとうございます…?』
天童「ナンデ2人とも疑問ナノ?」
『うん、はい。気にしないで下さい』←
覚先輩にだけはバレちゃいけない。
あんなんでも青城の主将だから…←
『ほわわー!?めちゃくちゃメニュー
あるじゃないですか!!』
メニュー開いた瞬間に、目がチカチカと。
右にはチョコレートフェアのもの。
左にはミカンがモチーフになったもの。
川西「イキイキしてるな…」笑
『はい!もうメニュー表の中に入りたいです!』
瀬見「いや、せめて
"スイーツに包まれたい"とかにして…!?」
牛島「何言ってるんだ?
メニュー表にも入れなければ、
スイーツに包まれることも無理だろう?」
『牛島先輩の天然め!!』
天童「アハハー」
マジレスされた!!泣
というか、英太先輩のことに関しては一理ある!
店員「お待たせしました。
チーズケーキでございます。」
『はい!』
白布「恥ずかしいからもう少し大人しくしろよ」
『十分お淑やかです!』
白布「どこがだよ」←
『失礼ですね!!
英太先輩を見習ったらどうですか!』
白布「……」
『微笑ましそうに見てるのか、
めっちゃ笑顔零れてますから!』
瀬見「え、嘘…」
『マジです。』
やばい…可愛い……狂気………←
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。