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第1話

885
2019/05/20 11:06
ある高校時代の夏の出来事。
2人の男がたった1人の男に恋心を抱く、
そんなお話です。楽しんでいってくれたら嬉しいです
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キーンコーンカーンコーン
朝のSHR。
これが俺、松野おそ松の唯一の楽しみだ。
何故かって?
それは…
一松)おそ松君、今日の予定って何かな?
おそ松)えーっとねぇ、今日の予定はね~
こうやって、この学園では名を知らない人は居ない、
名高い一松君と話せるからだ。
これも俺が連絡係になったのも悪い選択ではなかった。
一松)…ん。ありがとう。おそ松君
そう微笑みながら前を向く一松君。
その仕草さえ、俺は見とれてしまう程、一松君は綺麗だった。
…今日も恵みをありがとうございます神様…
そう呟きながら俺は1時限目の数学を受けた
休み時間
休み時間になると一松君は沢山の人に囲まれる。
それを難なく笑顔で返答していく一松君
一松)……つくん、…そくん…おそ松君!!
キーンと言いそうなほど耳元で大声で呼ばれた俺の名前
おそ松)へ!?あ、何…?
一松)大丈夫?さっきから上の空だよ?
おそ松)…うん、大丈夫だよ!
一松)ほんとに?
一松)顔赤いけど…
おそ松)だっ、だだ、大丈夫!
一松君の顔を遮るように俺は手をババッと動かす。
一松)ならいいや
そう呟いて前を向いて座る一松くん
一松)あ!!
ビクンッ
おそ松)な、なに?
一松)今週の土曜日遊びに行かない?
おそ松)誰居るの?
一松)へ?いや、僕とおそ松君2人だけだけど…
…………ん?
…え?え?俺の聞き間違いかな?
おそ松)え、もっかい言って?
一松)え、だから、僕とおそ松君2人だけ…
おそ松)…ッはァアアアァアアアァ!?!?!?
好評だったら続きます((

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