第4話

あの日のこと・藍白編
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2020/05/12 14:00
緋山美帆子
そういえば、めっちゃ前さ、
白石恵
うん。
緋山美帆子
あの、私が訴えられた日ね?
白石恵
うん。
緋山美帆子
朝、藍沢と白石よそよそしかったじゃん?
白石恵
あー、え、そうだっけ?
藤川一男
確かになあ!
緋山美帆子
え、藤川も覚えてたの!?
藤川一男
あれは覚えてるよ。
白石に、「顔が不幸」って言われたんだぞ?
白石恵
そ、そんな事言ってたの!?
白石恵
ごめんなさい!
白石恵
うーん、あの夜か…
藍沢耕作
特に何も無い。
緋山美帆子
藍沢!!
白石恵
うん!特に何も無かった…よ、、、
思い出した…
緋山美帆子
え、絶対覚えてんじゃん!
藤川一男
気になる気になる!
藍沢耕作
お前らには関係ないから。
緋山美帆子
はーぁ!?
藤川一男
え、まじでどういうことだ…?
緋山美帆子
まさか、あの時からデキてたの!?
冴島はるか
緋山先生、藤川先生。放っておきましょうよ。
緋山美帆子
え〜
藍沢耕作
はぁ。歩くスピーカーに教えられるわけあるか。
緋山美帆子
ちょっと。藤川のせいじゃん!
藤川一男
お願いします、言わないから!!
藤川一男
とにかく。お前らが期待するような事はないから。
緋山美帆子
ホントかなー?
藍沢耕作
行くぞ、白石。
白石恵
あ、うんっ
白石恵
藍沢先生、あの時の事覚えてたの?
藍沢耕作
…忘れるわけあるか。
白石恵
そ、そうだよね。
藍沢耕作
あの時の事は、お互い忘れよう。
今とは違うんだ。
白石恵
うん。ちょっと悲しいけど…
あ、何があったかは、ご想像にお任せします///

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