第8話

人形
336
2022/10/06 11:25
君の言葉は、もうあなたには聞こえないし
聞こえたとしても何も答えないよ
nkm
「あなた、今日も来たよ」
「今日は良いことあったんだ」
「あなたはあった?」
「俺ね!珍しく、みんなに褒められたんだよ!」
彼は話題を次から次へと変えてあなたに聞かせています
まぁ、あなたには届いていないようですが
彼が面白い話をしても、悲しい話をしても、
あなたは顔色ひとつ変えない

まぁ、彼がそれで良いなら良いんじゃないですか?
「あなた、明日も来るよ、」
「早く元気になってね」


「あなた、俺、寂しいよ…」
あ〜、彼は良くないみたいですね
br
「あなた、おはよう」
「僕、もう行くね」
ベットで座っているあなたに優しく話しかけ
家を出るときにボソリと
「まっててね、僕もあなたを待ってるから」

なんて誰にも届いていない言葉を吐き彼は家の外へと消えて行く
もしかしたら帰ったらいつもどうりのあなたに戻ってるかもしれない
なんて淡い期待を持って彼は街を歩く
あなたとここをもう一度歩けたらどれほどいいか
まぁ、きっともう手遅れでしょうけど
「僕さ、何年も何億年も待ってるからね、いつもみたいに戻ったら、付き合って初めて行った
所行こうね」
この生活も日常化するのでしょうか?
shk
「起きろよ、なぁ…」
ああ、彼女は起きてますよ。
感情が無いだけで
どれだけ頬をつねっても痛いし夢から覚める様子はない
逆に彼女を苦しめても、何も反応しない
「あなたはさぁ、俺らがいつ付き合ったか覚えてるか?
あ、けど、前に言ってたよな、ちょうど1ヶ月後付き合って
3年だから出掛けようねって」
「あれさ、いつ叶うんだ?」
彼はこの非日常を悪夢だとでも思い込んでいるのでしょうか?
いつも魘されています
いつか覚めたら良いですね
え?ガチギレを後半組書いてないって?
…スッゥゥゥゥゥ…
な、何のことかなぁ??
はいすみません
マジで投稿してなくてすみません
けどしてみたされてみたはセリフもシュチュエーションも全員分
考えなきゃいけないから大変なんです
許してください
あ、そろそろガチで殴られそうなんで逃げます
ほな、さいならー

プリ小説オーディオドラマ