いつもは温厚なあなた
滅多に怒りません
ですが、それが彼の余計な好奇心を引き立てたのでしょう_
nkm
『あ゛?』
「ヒョェ!?」
わざとじゃないのです。
間違えてお気に入りのマグカップを床に落として
割ってしまいました
ですが前からあなたが怒ったらどうなるのだろうと
気になっていたので
タイミングいいな、、、
と思っていました
ですがあなたが予想以上に怒るので
[ごめんなさい]
の6文字を目に涙を溜めて言ってきます
密かになんか可愛い
と思っているあなた
まぁ、その6文字であなたが許すかどうかは別ですが
br
『ふーん、で?』
「え!?いや!あの、、、」
先程、彼が彼女の部屋にある
大事な!大事な!
フィギュアを床に落として
手足頭が粉砕しました
今日はあなたが家に不在で暇だったから
掃除しよう
と思いあなたの部屋に入った彼
そして彼はフィギュアが飾ってある棚に興味を持ち
触ってしまいます
そして、、、
落として粉砕してしまいました
後10秒後に[ちゃんとした]理由を述べなければ彼の未来はありません
shk
『あっそ、それが?』
「それで、えーと、えっと、、、」
明らかに機嫌が悪いあなた
話している時に彼は必死に昨日何かしたか?
と思い昨日の出来事を思い出します
あ、
彼はあったそうです
[思い当たる節]
が、
そういえば、、、
昨日、ゲームしてて、間違えてセーブデータ全部消えたよな
と、けど、それが何故あなたを不機嫌にさせたか、、、
「あ゛」
そういえば、あれは彼女がゴール目前までプレイしてたな、、、
え?どうする?長編書く?
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。