私は快斗の手をぐいっと引いて
そう言って先ほど蘭たちがいた近くで
へっ!?
快斗に腕を掴まれ顔を覗き込まれる
___快斗side
俺はあなたとの思い出をたくさん作りたくて朝、告白した。
でもあなたは信じてないみたいで。
勇気出したのに。
でもあなたの口から出てきた言葉は
"yes"
俺はとうとうあなたを好きな人から愛しの恋人にしてしまった。
ちょっとまって?
なんで平次いるんよ。
え?
まあ、大体のことはわかる。
新一が小さくなったときに
平次のでっかいリュックの中に入れて回避するみたいなものか。
カバン地味に動いてるし
わたしは平次の手を引っ張って人気の少ないところへ移動した。
いやなかよくなんなって。
予定時刻の30分前だ
誰のせいだと思ってんだよ。
2人同時にドスっとすわる
なんとかまにあったみたい。
私たちは会話するよりも睡眠を優先に使ってしまった
______good night lovers
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。