
百瀬アリサ
…という事があったの

コマさん
もんげ〜! オロチから
映画に誘って貰えるなんて
凄いズラね!

コマじろう
《オロチ…頑張ったんズラね?》
次の日の朝、アリサはオロチと約束した事を
コマさん達に話していた。
コマさんは驚いていたものの、コマじろうは
オロチの気持ちに既に気付いている為
オロチが無事にデートに誘えた事に
関心していた。

百瀬アリサ
ただ、不思議に思ったんだけど…

コマさん
何ズラ? 何ズラ?

百瀬アリサ
貴方達はもちろんだけど、
ジバニャンや他の妖怪は
誘わないんだなって…。
何ならケータくん達にも
声は掛けてなさそうだった
_____________________

百瀬アリサ
ねぇオロチ…

オロチ
何だ?

百瀬アリサ
貴方と一緒に映画を
観に行く事はわかった。
でも、他の妖怪達は
誘ってないの?
ケータくん達とか…

オロチ
誘っていないが?

百瀬アリサ
え、そうなの? 貴方は特に
ジバニャンと仲が良いし、
てっきり誘ってるのかと…

オロチ
私と2人だけじゃ不満か?

百瀬アリサ
ううん、そんな事ないよ!
私達、こうして2人っきりで
過ごす事も増えてるしね?
《まあ、オロチがそれでいいなら
別に問題ないか…》

オロチ
…。
《やはりアリサはデートだとは
思っていないようだな…》
_____________________

百瀬アリサ
普通に納得しちゃったけど、
人間である私と行くより
仲良しのジバニャンとか
誘った方が良かったような?

コマじろう
《アリサちゃん…オロチから
デートに誘われてる事に
全然気付いてないズラね…》

コマさん
きっとアリサちゃんとも
もっと仲良くなりたいんズラよ!

百瀬アリサ
そうなのかな?

コマさん
きっとそうズラよ!

コマじろう
ところで、持っていった
お弁当箱がないという事は
無事に受け取ってくれたんズラね?

百瀬アリサ
うん、受け取ってくれた。
修行終わりに食べるって…

コマさん
良かったズラね! きっと
オロチも今頃アリサちゃんが
作ってくれたお弁当を
美味しく食べてるズラよ!

百瀬アリサ
だといいんだけど…。
2人とも、提案してくれて
本当にありがとうね?

コマじろう
《オラ達が寝ている間に
アリサちゃんが外に
出ている事には驚いたズラけど…》

百瀬アリサ
わかってると思うけど、
オロチの好きな食べ物の事
私から聞いたって言わないでね?

コマさん
もちろんズラよ!

コマじろう
確かにアリサちゃんにしか
話していないはずの事を
オラ達が知ってるのは
変に思われちゃうズラ。
これはオラ達だけの
秘密って事ズラね!

百瀬アリサ
うん、ありがとう
_____________________

ジバニャン
美味しそうだニャン!

キュウビ
…何でアリサが君なんかに…

オロチ
お前はアリサに自ら
好物を伝えたのか?

キュウビ
そ、それは…

ジバニャン
ってか、そのお弁当は
アリサちゃんがオロチの為に
作った物ニャン! だからそれは
オロチの物ニャンよ!

キュウビ
《どうなってるんだ?
アリサはオロチの事が
嫌いなんじゃなかったのか?
それなのに、いつの間に
手作り弁当を渡す仲に?》
その頃、修行を終えたオロチは
ジバニャンやキュウビの前で
アリサの作ったお弁当を広げて食べていた。

オロチ
…美味かった
そして綺麗に完食した。

ジバニャン
そりゃ、好きな女の子が
作ってくれたお弁当なら
美味しいに決まってるニャン!

オロチ
それももちろんあるが、
アリサがこんなに料理が
上手いとは思わなかった

キュウビ
アリサにも家庭的な一面も
あったという事か…

オロチ
しかもご丁寧に保冷剤まで
入れてくれていた

ジバニャン
そのバッグもよく見たら、
保冷バックニャンね?
お弁当箱が傷まないように
配慮してくれるなんて、
アリサちゃん優しいニャン!

オロチ
そうだな

ジバニャン
これはもしかしたら
もしかするニャンよ?
オロチがアリサちゃんと
結婚出来たら、アリサちゃんは
オロチの為に毎日美味しいご飯
作ってくれそうニャン!

オロチ
…アリサと…結婚…か…

キュウビ
フン、結婚どころかまだ
付き合ってもいないじゃないか

ジバニャン
そんなのまだわからないニャン!

オロチ
映画デートには誘えた。
アリサも承諾してくれた。
ここまできたら私は諦めんぞ。
…この後も実は既にアリサと
待ち合わせしているからな

キュウビ
待ち合わせ…?

オロチ
互いに観たい映画の
ジャンルがわからない。
だから、これからアリサと…

百瀬アリサ
オロチ! お待たせ!
オロチが話していると、そこにアリサが現れた。

オロチ
アリサ

百瀬アリサ
あ、お弁当食べてくれたんだ?

オロチ
あぁ、美味かった。
ありがとうアリサ

百瀬アリサ
それなら良かった。
また作ってあげるね?

オロチ
楽しみにしている

ジバニャン
アリサちゃん!

キュウビ
久しぶりだねアリサ

百瀬アリサ
あ、ジバニャンとキュウビも
一緒だったんだね?
傍に居たジバニャンとキュウビにも
笑顔を見せるアリサ。

百瀬アリサ
ジバニャン達も来るなら
コマさん達にも一緒に
来てもらった方が良かった?

ジバニャン
いやいや! オレっち達は
たまたま此処に居るだけニャン!
オロチと過ごす時間は
邪魔しないから安心するニャン!

百瀬アリサ
え…邪魔…? 私は別に
貴方達の事邪魔なんて
一言も言ってないよ…?

ジバニャン
いや、そういう意味じゃ…

キュウビ
オロチ、アリサはさっきから
何を言ってるんだ?

オロチ
…どうやらアリサの方は
デートだとは思っていないらしい
ジバニャンと話している横で、
キュウビはオロチに耳打ちする。

ジバニャン
あの〜アリサちゃん?

百瀬アリサ
…? どうしたのジバニャン?

ジバニャン
ちょっと聞きたいニャンけど…

百瀬アリサ
いいよ。どうしたの?

ジバニャン
アリサちゃんにとって、
妖怪は恋愛対象になるニャン?

百瀬アリサ
えっ…?
オロチ/キュウビ
…!
アリサを意識しているオロチとキュウビにとって、
気になっていた事をジバニャンは
唐突に質問した。

百瀬アリサ
いきなりどうしたの?

ジバニャン
答えて欲しいニャン!

百瀬アリサ
…
ジバニャンに真っ直ぐ見つめられ…。

百瀬アリサ
…無し…

ジバニャン
ニャッ!?

百瀬アリサ
…じゃないよ?

ジバニャン
えっ?
オロチ/キュウビ
…?

ジバニャン
ア…アリサちゃん?
今、何って…

百瀬アリサ
だから、無しじゃないって
言ったんだよ?

ジバニャン
ホッ…良かったニャン…

キュウビ
間が空くとわかりにくいよ…

オロチ
そ、そうだな…
いいねして作者を応援しましょう!
第40話 アリサの更なる辛い過去
「オロチ」と「百瀬アリサ」の小説、ココにあります
ノベルスタジオならストーリーは無限大!
あなただけの小説に出会える!
スポットライトでみんなに広めよう!
累計23回当てられています! (匿名を含む)
web版でスポットライトを当てる
「スポットライトを当てて読む」を押すと動画が再生された後にスポットライト限定チャプターに遷移します。
0/0
スポットライトを当てるだけ!
小説をたくさんの読者に届ける方法とは?
keyboard_arrow_down
スポットライトを当てるだけ!
小説をたくさんの読者に届ける方法とは?
「スポットライト機能」は好きな小説をたくさんの読者に広めたり、作家に応援の気持ちを伝えられる機能です!
- 1
小説にスポットライトを当てる
「小説にスポットライトを当てる」ボタンを押そう!
あなたの好きな小説や、自分が書いた小説にもスポットライトを当てられます。
- 60分につき3回までスポットライトを当てることができます。
- 「名前をひみつにする」にチェックを入れて当てると、スポットライトユーザー一覧に名前が掲載されません。
- 2
スポットライト小説枠に掲載される
スポットライトを当てた小説は、以下の場所にあるスポットライト小説枠に掲載されます!
- 検索ポータルページ
- 小説詳細ページ下部
- チャプターページ下部

- スポットライト小説枠に掲載される小説は、ユーザーごとの好みに合わせて表示されます。
- 3
たくさんの人に読んでもらえる
好きな小説や自分が書いた小説にスポットライトを当てて、たくさんの人に読んでもらおう。
応援の気持ちを伝える手段としても使えます!
スポットライトユーザーランキング
関連するスポットライト小説
- ノート

身バレ?んなもの関係ないわ
疲れた
favorite 542grade 260update 2026/06/15 - ノンジャンル

あの日人生が変わった
あの日私は 目を潰され人生が 変わった…
favorite 2,366grade 320update 2025/06/28 - 活動報告

【投稿停止】2番目総長は無敵くんの妹ですが瓜二つな件。
lock フォロワー限定favorite 5,727grade 744update 2025/06/20 - コメディ

届け屋の作戦会議
※スポットライトした人限定。 「ブンレッドの妹はブンブンジャーのアイドル屋?!」の別編的な?そんな感じっす。 まあわちゃわちゃしてる届け屋をご覧あれ。 19時に公開しますが毎日とは限りません。
favorite 76grade 72update 2026/03/14
コンテスト受賞作品
もっと見るmeiyoオーディオドラマ&主題歌 原案コラボコンテスト






編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。