第39話

妖怪は恋愛対象になるか?
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2025/05/04 04:32 更新
百瀬アリサ
百瀬アリサ
…という事があったの
コマさん
コマさん
もんげ〜! オロチから
映画に誘って貰えるなんて
凄いズラね!
コマじろう
コマじろう
《オロチ…頑張ったんズラね?》































































































次の日の朝、アリサはオロチと約束した事を

コマさん達に話していた。













































































コマさんは驚いていたものの、コマじろうは

オロチの気持ちに既に気付いている為

オロチが無事にデートに誘えた事に

関心していた。


































































































































































百瀬アリサ
百瀬アリサ
ただ、不思議に思ったんだけど…
コマさん
コマさん
何ズラ? 何ズラ?
百瀬アリサ
百瀬アリサ
貴方達はもちろんだけど、
ジバニャンや他の妖怪は
誘わないんだなって…。
何ならケータくん達にも
声は掛けてなさそうだった

























































































































































































_____________________



































































































百瀬アリサ
百瀬アリサ
ねぇオロチ…
オロチ
オロチ
何だ?
百瀬アリサ
百瀬アリサ
貴方と一緒に映画を
観に行く事はわかった。
でも、他の妖怪達は
誘ってないの?
ケータくん達とか…
オロチ
オロチ
誘っていないが?
百瀬アリサ
百瀬アリサ
え、そうなの? 貴方は特に
ジバニャンと仲が良いし、
てっきり誘ってるのかと…
オロチ
オロチ
私と2人だけじゃ不満か?
百瀬アリサ
百瀬アリサ
ううん、そんな事ないよ!
私達、こうして2人っきりで
過ごす事も増えてるしね?
《まあ、オロチがそれでいいなら
別に問題ないか…》
オロチ
オロチ
…。
《やはりアリサはデートだとは
思っていないようだな…》






























































































































_____________________























































































































百瀬アリサ
百瀬アリサ
普通に納得しちゃったけど、
人間である私と行くより
仲良しのジバニャンとか
誘った方が良かったような?
コマじろう
コマじろう
《アリサちゃん…オロチから
デートに誘われてる事に
全然気付いてないズラね…》
コマさん
コマさん
きっとアリサちゃんとも
もっと仲良くなりたいんズラよ!
百瀬アリサ
百瀬アリサ
そうなのかな?
コマさん
コマさん
きっとそうズラよ!
コマじろう
コマじろう
ところで、持っていった
お弁当箱がないという事は
無事に受け取ってくれたんズラね?
百瀬アリサ
百瀬アリサ
うん、受け取ってくれた。
修行終わりに食べるって…
コマさん
コマさん
良かったズラね! きっと
オロチも今頃アリサちゃんが
作ってくれたお弁当を
美味しく食べてるズラよ!
百瀬アリサ
百瀬アリサ
だといいんだけど…。
2人とも、提案してくれて
本当にありがとうね?
コマじろう
コマじろう
《オラ達が寝ている間に
アリサちゃんが外に
出ている事には驚いたズラけど…》
百瀬アリサ
百瀬アリサ
わかってると思うけど、
オロチの好きな食べ物の事
私から聞いたって言わないでね?
コマさん
コマさん
もちろんズラよ!
コマじろう
コマじろう
確かにアリサちゃんにしか
話していないはずの事を
オラ達が知ってるのは
変に思われちゃうズラ。
これはオラ達だけの
秘密って事ズラね!
百瀬アリサ
百瀬アリサ
うん、ありがとう


































































































_____________________
































































































ジバニャン
ジバニャン
美味しそうだニャン!
キュウビ
キュウビ
…何でアリサが君なんかに…
オロチ
オロチ
お前はアリサに自ら
好物を伝えたのか?
キュウビ
キュウビ
そ、それは…
ジバニャン
ジバニャン
ってか、そのお弁当は
アリサちゃんがオロチの為に
作った物ニャン! だからそれは
オロチの物ニャンよ!
キュウビ
キュウビ
《どうなってるんだ?
アリサはオロチの事が
嫌いなんじゃなかったのか?
それなのに、いつの間に
手作り弁当を渡す仲に?》







































































その頃、修行を終えたオロチは

ジバニャンやキュウビの前で

アリサの作ったお弁当を広げて食べていた。






















































オロチ
オロチ
…美味かった
















































































そして綺麗に完食した。
































































































ジバニャン
ジバニャン
そりゃ、好きな女の子が
作ってくれたお弁当なら
美味しいに決まってるニャン!
オロチ
オロチ
それももちろんあるが、
アリサがこんなに料理が
上手いとは思わなかった
キュウビ
キュウビ
アリサにも家庭的な一面も
あったという事か…
オロチ
オロチ
しかもご丁寧に保冷剤まで
入れてくれていた
ジバニャン
ジバニャン
そのバッグもよく見たら、
保冷バックニャンね?
お弁当箱が傷まないように
配慮してくれるなんて、
アリサちゃん優しいニャン!
オロチ
オロチ
そうだな
ジバニャン
ジバニャン
これはもしかしたら
もしかするニャンよ?
オロチがアリサちゃんと
結婚出来たら、アリサちゃんは
オロチの為に毎日美味しいご飯
作ってくれそうニャン!
オロチ
オロチ
…アリサと…結婚…か…
キュウビ
キュウビ
フン、結婚どころかまだ
付き合ってもいないじゃないか
ジバニャン
ジバニャン
そんなのまだわからないニャン!
オロチ
オロチ
映画デートには誘えた。
アリサも承諾してくれた。
ここまできたら私は諦めんぞ。
…この後も実は既にアリサと
待ち合わせしているからな
キュウビ
キュウビ
待ち合わせ…?
オロチ
オロチ
互いに観たい映画の
ジャンルがわからない。
だから、これからアリサと…
百瀬アリサ
百瀬アリサ
オロチ! お待たせ!





















































































オロチが話していると、そこにアリサが現れた。




























































































オロチ
オロチ
アリサ
百瀬アリサ
百瀬アリサ
あ、お弁当食べてくれたんだ?
オロチ
オロチ
あぁ、美味かった。
ありがとうアリサ
百瀬アリサ
百瀬アリサ
それなら良かった。
また作ってあげるね?
オロチ
オロチ
楽しみにしている
ジバニャン
ジバニャン
アリサちゃん!
キュウビ
キュウビ
久しぶりだねアリサ
百瀬アリサ
百瀬アリサ
あ、ジバニャンとキュウビも
一緒だったんだね?





























































傍に居たジバニャンとキュウビにも

笑顔を見せるアリサ。



































































百瀬アリサ
百瀬アリサ
ジバニャン達も来るなら
コマさん達にも一緒に
来てもらった方が良かった?
ジバニャン
ジバニャン
いやいや! オレっち達は
たまたま此処に居るだけニャン!
オロチと過ごす時間は
邪魔しないから安心するニャン!
百瀬アリサ
百瀬アリサ
え…邪魔…? 私は別に
貴方達の事邪魔なんて
一言も言ってないよ…?
ジバニャン
ジバニャン
いや、そういう意味じゃ…
キュウビ
キュウビ
オロチ、アリサはさっきから
何を言ってるんだ?
オロチ
オロチ
…どうやらアリサの方は
デートだとは思っていないらしい








































































ジバニャンと話している横で、

キュウビはオロチに耳打ちする。




































































































ジバニャン
ジバニャン
あの〜アリサちゃん?
百瀬アリサ
百瀬アリサ
…? どうしたのジバニャン?
ジバニャン
ジバニャン
ちょっと聞きたいニャンけど…
百瀬アリサ
百瀬アリサ
いいよ。どうしたの?


















































ジバニャン
ジバニャン
アリサちゃんにとって、
妖怪は恋愛対象になるニャン?
百瀬アリサ
百瀬アリサ
えっ…?
オロチ/キュウビ
…!







































































アリサを意識しているオロチとキュウビにとって、

気になっていた事をジバニャンは

唐突に質問した。













































































百瀬アリサ
百瀬アリサ
いきなりどうしたの?
ジバニャン
ジバニャン
答えて欲しいニャン!
百瀬アリサ
百瀬アリサ





































































ジバニャンに真っ直ぐ見つめられ…。













































































百瀬アリサ
百瀬アリサ
…無し…
ジバニャン
ジバニャン
ニャッ!?





























































































































































































百瀬アリサ
百瀬アリサ
…じゃないよ?
ジバニャン
ジバニャン
えっ?
オロチ/キュウビ
…?
ジバニャン
ジバニャン
ア…アリサちゃん?
今、何って…

















































































































































































百瀬アリサ
百瀬アリサ
だから、無しじゃないって
言ったんだよ?
ジバニャン
ジバニャン
ホッ…良かったニャン…
キュウビ
キュウビ
間が空くとわかりにくいよ…
オロチ
オロチ
そ、そうだな…

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