松村北斗side
結局屋上に来た
今日は天気が悪く、空は厚い雲に覆われていた
まるで今の俺みたいだな、、、とか思った笑
それからしばらく俺はなにかすることも無くぼーっと空を見上げていた
ふとスマホで時間を確認してみると結構な時間が経っていた
俺はやばいと思い急いで楽屋へ向かった
北)ガチャごめん!遅くなった!
樹)ほんとだよもう撮影始まるぞ!
高)急いでメイクしてもらってこい!
北)うん
メイクさんにも謝って急いでメイクしてもらった
撮影も無事終わり、、、
ジェ)ねぇ!ご飯行こうよ!
慎)いいじゃん!行こ行こ!
樹)今日まだ時間早いしいいんじゃない?
高)あんま酔うなよ、明日も仕事あるんだから笑
大)俺もいいよ
ジェ)北斗は!?
北)あー、ごめん今日は用事があって、、、
ジェ)そっかー、、、じゃあしょうがないね、、
北)5人で行ってきな!ほんとごめんな、、笑
慎)用事あるなら仕方ないよ
よっし!どこ行く?
そんな話をみんながしてる間に俺は黙々と帰りの準備をした
北)よし、、じゃあみんな!また明日!!
S)じゃーな!/また明日!
そう言い俺は楽屋を出た
そこからどうやって家に帰ったかあんま記憶がない
気づいたら家の玄関に居た、、、
そのまま手も洗わずベッドへ倒れ込んだ
その日はそのまま寝てしまった、、、
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。